医療事務資格【医療・福祉分野 資格案内】
看護

2018年11月30日

医療事務資格【医療・福祉分野 資格案内】

**医療事務資格**

主として病院で診療を受けた患者様に対して、カルテに記載された情報を健康保険の点数におきかえてレセプト(診療報酬明細書)の作成ともいわれる診療費用を計算するといった病院と患者様との窓口的なお仕事です。
●医療事務という名前の資格はなく、医療事務に関する知識を証明してくれる象徴として、公的資格または、民間の医療事務関連の資格が複数存在します。
そちらの複数資格の中から医療事務のお仕事をするにあたって重要な、主な6つの資格を紹介します。
1.医療事務管理士技能認定試験
日本医療事務センターが運営している試験で、医療事務のスタッフとしてのスキルを証明する資格で、業界での信頼が高い資格の一つです。
△受験資格:特になし
2.メディカルクラーク(医療事務技能審査試験)
医療事務の総合的な知識や患者とのコミュニケーション能力が求められる。
一度、資格を取得すると、景気に左右されずに就職や転職が有利になり、女性に人気が高い資格。
△受験資格:
1級メディカルクラーク(1級医療事務技能審査試験)
・2級技能審査に合格し、医療機関等で1年半以上の医療事務実務経験を有する者。
・教育期間等の行う教育訓練において、審査委員会が認める「2級試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に則した内容の履修が認められた者。
・医療機関等において、半年以上の医療事務実務経験を有する者。
2級メディカルクラーク(2級医療事務技能審査試験)
・教育期間等の行う教育訓練において、審査委員会が認める「2級試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に則した内容の履修が認められた者。
・医療機関等において、半年以上の医療事務実務経験を有する者。
△受験日
1級メディカルクラーク:年3回
2級メディカルクラーク:年12回(毎月)
3.診療報酬請求事務能力認定試験
実務に就かれているいる方も受験する内容が比較的難しくなってきている資格試験で、合格率は約3割となっています。
△受験資格:特になし
△合格率30%
4.保険請求事務技能認定試験
ハローワークや県の技術訓練校などの公的機関が推奨する検定試験で、業界の中でも信頼されている検定の一つです。年に6回開催し、約7割の方が合格。
△受験資格
・日本医療事務協会が主催する医療事務の講座の修了生、ありは同等の知識を有するもの。
・医療事務を専攻している大学・専門学校・職業訓練校などの学生。
△受験日
年6回
5.医療秘書技能検定試験2・3級
医療機関等に勤務する医療秘書として、実務マナー、医療法規や医学用語、医療事務の領域に高度な知識と技能を持ち、業務を専門的に遂行することができるかを判断するもの。
医療秘書は病院だけでなく、製薬会社や医療機器メーカー等、幅広く活躍し、ドクターやナースのパイプ役としても位置付けられる。
△受験資格
特になし
6.医療事務コンピュータ技能検定試験
医療事務及びコンピュータについての基礎的な知識を有し、カルテや診療伝票を基にコンピュータを駆使して正しいレセプトを作成することができるかを判断するもの。
※国家資格はないので、必ずしも資格が無ければ医療事務の仕事に就くことができないということはありません。
サイト内の情報はセントスタッフが収集したものです。
実際に試験を受ける方は主催団体にて詳細をご確認いただけるようにお願いいたします。

 

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