新入社員コラム未経験からの介護1年目〜仙台part1〜
施設で働く前に考えていたこと
早いもので、実務勤務を始めてからインターンシップを含め約三ヶ月が経とうとしています。現場に踏み込む前は、緊張と不安...、介護という仕事が自分なんかに務まるのか...、入所者の皆さんと打ち解けられるのかな...という気持ちでいっぱいでした。(未だに緊張はなくなりませんが...)
最初の最初といえば、やはり入居者様とのコミュニケーションのとり方、接し方、信用される方法にとまどってばかりでした...なかなか打ち解けずにいたのを覚えています。
右も左もわからぬまま、はじめは先輩職員方のお声がけをじっくり観察しく実践していきました。天気の話であったり、TVでやっているニュースの話であったり。とりあえず身の回りのありとあらゆる情報を探すことに必死でした(笑)
すると徐々に入居様の方から話しかけてくださる機会も増え、当時丁度TVで「マッサン」をご覧になっていた入居様から「あんた家どこや?北海道か?」と時折クスッとさせてくださるような場面もありました(笑)
そうしたやりとりが入居者様との関係を築いていく上で些細な力になっていったような気がします。また、先輩方のさりげないお声がけの一つが非常に大切なんだなと気づく節もありましたね。
見よう見まねで接していたのが、次第に利用者様の生い立ちや、趣味嗜好など知りたいことを自然と伺えるようになりました。また、信用されるためには自分自身を知ってもらうことも大切で、人となりであったり趣味や学生生活のことを自然とお話できる間柄になっていけた気がします。
私はお酒が大好きなので、ある男性の入居様と好きなつまみの話で盛り上がったのも覚えています(笑)介護という仕事を勤める上で利用者様の意思や、たわいもないお話に静かに耳を傾ける姿勢がベースにあるということを強く実感しました。インターン開始から約一ヶ月経過した頃に、別の施設からいらしていた研修生の方に「お声がけ上手ですね。どのくらい働いてるんですか?」とのお言葉を頂いた時の喜びは忘れられないです。また、しっかり相手の目を見てお話することの重要性も教えてくださいました。
少しずつ仕事を任されてきて
少し話が変わりますが、食事介助を任されるようになってきた頃の話なのですが、食事介助ひとつにしても、嚥下のペース、スプーン一匙の量、おかずの順番等々入居様一人一人に合わせた食事介助が求められていることに気づきました。
新人に少し手厳しい、ある入居様がいらっしゃるのですが、その方にはいつも怒られてばかりでした...
しかし、その方の意思やご要望をじっくり確実に聞き入れ実践し、性格や習慣を観察するなどして、少しずつ改善を重ねていくうちに、いつしかご本人様から「あんたも上手くなったな」とお褒めの言葉をいただけるようになりました。そのお言葉が非常にやり甲斐につながった瞬間でした。
こうした一番初めの感動や喜びというものは、本当に大切なんだと私は思います。「初心忘れるべからず」という言葉があるように、新人である私のこの新鮮で貴重な経験は今後を築く上で重要であると思いますので、この気持ちを胸にこれからも勤しんで行きたいなと思っています!
現状と今後の伸ばしたいこと
インターン開始から奮闘し続けた約3ヶ月間。本当にあっという間だった気がします。
めまぐるしく過ぎる毎日を経て、毎日が発見と勉強の連続で、新入社員としての今を迎えたわけですが、これからを 見据えてもっともっと高みを目指していこうと思っております。私自身、付き添って頂いていた指導係の先輩職員から独り立ちし、日々作業に取り組んでいるわけですが、『より利用者様にあったケア』、『より利用者様目線での行動』というものを、今後はとことん突き詰めて業務にあたっていこうというのが来月からの目標です。先輩方社員の背中を見て確実に一人前のヘルパーになりたいと思っています。
現状はまだまだ未熟で不器用な私ですが、次回はさらに成長した姿を記事にして届けられればと思います。
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