せんとなびエージェント > お役立ちコンテンツ > 障がい > 障がい者雇用のキャリア > 働き方 > <障がい者雇用>実習方法は?気をつけることとは?

障がい

2025年6月25日

<障がい者雇用>実習方法は?気をつけることとは?

障がい者雇用での実習とは? どんなことをすればいいの? 実習中気をつけるべきこととは?

障がい者雇用を検討中の企業担当者様の中にはこんな思いをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、弊社が行った実習の一例をご紹介いたします。
実際のスケジュールや作業内容、現場での工夫も詳しくまとめておりますので、ぜひご覧ください。

<実習概要>
実習内容:
①郵送物一式(雑誌・個人情報紙・チラシ等がビニール梱包されたもの)を種類ごとに分類し、それぞれの役割に従って処分・梱包・発送を行う
②その他:仕分け業務、インターネット検索、転記業務、書類作成等

実習生:日頃やり取りのある近隣の就労移行支援事業所のご利用者様(計5名)
実習日程:3日間(1日5-6時間ほど)
実習場所:オフィスの一室(会議室)

ご相談は下記お問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ!
お問い合わせフォーム

サービス概要はこちら
障がい者 人材紹介サービス – セントスタッフ株式会社

初開催!【障がい者雇用希望者向け】面接対策オンラインセミナーのご案内
※カメラ・マイクオフでご参加いただけます 
【障がい者雇用希望者向け】面接対策オンラインセミナー

目次

実習受け入れの目的と事前準備

今回ご紹介する実習業務の一例は、郵送物一式(チラシ・雑誌・個人情報紙等がビニールにて梱包されたもの)を、種類ごとに仕分けし、それぞれの役割に従って廃棄・梱包・発送までを行う体験型の業務です。

単なる軽作業にとどまらず、正確性・丁寧さ・報連相が求められる現場で、実習生さんにとってはチームでの協力や工夫して業務を行う経験の場となります。

また受け入れ企業にとっては、障がい者雇用に必要な配慮・サポートのポイントを実感できる機会となっています。

実習を行うにあたり、事前に参加者の特性や配慮点を共有し、業務の振り分けを行いました。
そして、実習初日はオリエンテーションを開催し、作業手順や職場ルールの説明、また適宜個別面談を行うことで、安心して実習に参加できる環境を整えました。

  • 実習内容・流れ・配慮点を丁寧に説明
  • 初日は必ずオリエンテーションと社内案内
  • 個別面談で不安や希望を把握
  • 担当者間で役割分担・準備を徹底

参考:障がい者雇用担当者必見!職場実習の受け入れレポート≪事務職編≫

初開催!【障がい者雇用希望者向け】面接対策オンラインセミナーのご案内
※カメラ・マイクオフでご参加いただけます 
【障がい者雇用希望者向け】面接対策オンラインセミナー

実習スケジュールの流れ

受け入れ期間中は、「1日の基本パターン」を設けつつ、参加人数や作業進捗、参加者の希望に応じて柔軟に調整しました。
下記は実際に行われたスケジュールの事例です。

実習スケジュール例

【共通スケジュール】
10:30 オリエンテーション/社内案内/報連相の説明
11:00 個別面談・作業①(進捗や希望に合わせて実施)
12:30 昼休憩・個別レクチャーや相談タイム
13:30 打合せ(必要に応じて)→作業②
14:30以降 追加作業やダブルチェック、個別面談
16:45 全体振り返り・解散

※郵送物:チラシ・雑誌・個人情報紙がビニールにて梱包されたもの
作業①:段ボールから郵送物を取り出し開封、梱包とチラシをごみ箱へ入れる
作業②:個人情報紙と雑誌をれぞれ引き出しに入れる

具体例
・面談やレクチャーを重視し、個々の課題や希望に柔軟対応
・毎日「振り返り」で不安や気づきをフィードバック

  • 1日を通して「作業」と「個別フォロー」「振り返り」を組み合わせ
  • 作業内容・進捗で工程を調整しやすい体制

障がい者雇用を視野に入れた実習のご相談等、お問い合わせは下記フォームよりどうぞ
お問い合わせフォーム

サービス概要はこちら
障がい者 人材紹介サービス – セントスタッフ株式会社

実習の具体的な作業内容

実習中は、郵送物一式(雑誌・個人情報紙・チラシがビニール梱包されたもの)を分類・処分・梱包・発送する一連の業務にチームで取り組みました。
それぞれの工程ごとに役割分担を行い、ミス防止のためのダブルチェックや、報連相のルール徹底を図りました。

作業Ⅰ:郵送物の仕分け・管理

・段ボールから郵送物(雑誌・個人情報紙・チラシ等)を10部ずつ取り出し、ビニールに大きく数字を記入
・開封し、不要なチラシは分別廃棄
・個人情報紙と雑誌を指定の保管場所(黒い引き出し等)に分けて管理
・10部ごとに付箋を挟み、部数をペンで記入し管理
・個人情報紙と雑誌の数が合わない場合や、60部にならない場合は必ず担当者に報告
・作業完了後は所定の段ボール・保管場所に分類して収納

  • ミス・数違い防止のため「付箋の利用」や「ダブルチェック」工程あり
  • 分かりやすい手順書で誰でも安心して作業可能

初開催!【障がい者雇用希望者向け】面接対策オンラインセミナーのご案内
※カメラ・マイクオフでご参加いただけます 
【障がい者雇用希望者向け】面接対策オンラインセミナー

作業Ⅱ:伝票記載・チェック

・リスト内容を確認し、伝票の必要事項を記入

・伝票記載担当と貼り付け担当に分担
・記載後は「指差し」や「音読」で間違いチェック
・1社分ごとにリスト記載を消し進捗管理
・伝票記載者とは別の人が新しいリストで「ダブルチェック」しミス防止

  • チェック工程を分担し、記載ミスを予防
  • 相互確認で安心して進行できる体制

作業Ⅲ:伝票貼付・最終確認

・伝票を1枚ずつ箱に貼付
・リスト内容と部数を確認し付箋を貼る
・部数記載者とは別の人が新しいリストで「ダブルチェック」を実施

  • 貼付・数量チェックを分担することで効率と精度を両立
  • 最終工程でもミス防止の工夫を徹底

障がい者人材等のお問い合わせはこちら
お問い合わせフォーム| セントスタッフ株式会社

サービス概要はこちら
障がい者 人材紹介サービス – セントスタッフ株式会社

実習運営で重視したポイント・工夫

本実習では、働くイメージづくりと現場の課題可視化の両立を目指し、

・報連相の実施やコミュニケーションのフォロー
・ダブルチェックや分担制でミスを防ぐ仕組み
・個々の希望・課題に合わせた面談・振り返り

などを重視しました。

作業効率だけでなく、安心して業務を体験できるサポート体制を整えたことも実習の大きな特徴です。

  • 進捗や希望に合わせ作業・面談内容を柔軟に調整
  • 毎日の「振り返り」で相互理解を促進
  • ダブルチェック・役割分担で安心・安全な実習運営

参考:障がい者雇用担当者必見!職場実習の受け入れレポート≪事務職編≫

まとめ

障がい者実習の受け入れは、企業・実習生双方にとって学びの多い経験です。
今回の事例や作業内容・工夫を参考に、貴社でも安心して受け入れをご検討ください。

 

ご相談・詳しい事例紹介は、下記お問い合わせフォームよりどうぞ!
お問い合わせフォーム

サービス概要はこちら
障がい者雇用サービス概要

 

初開催!【障がい者雇用希望者向け】面接対策オンラインセミナーのご案内
※カメラ・マイクオフでご参加いただけます 
【障がい者雇用希望者向け】面接対策オンラインセミナー

最新記事をチェック!

カテゴリー

出会える新しい理想の仕事に

会員登録する
出会える新しい理想の仕事に 会員登録する
>