新入社員コラム未経験からの介護1年目〜東京part2〜
介護

2018年11月30日

新入社員コラム未経験からの介護1年目〜東京part2〜

 

食事介助に関して

 

実際に現場で経験して難しいと感じたのは、食事介助でした。私は最初「ご飯を口まで運ぶだけだから簡単そう」と考えていました。私の勤務する施設では食事介助だけでなく、ユニット内での調理も行っています。

高齢になると、噛む力や飲み込む力が衰えてくるので、利用者様一人ひとりに合わせた食事を提供しなければなりません。ご飯をおかゆにしたり、おかずを刻んだり、飲み物にとろみをつけたりと、意外と手間がかかります。しかし、私は料理の経験がほとんどありません。そのため、最初は時間内に作れず、夕食の時間が遅くなったり、利用者様にも「佐藤さんも早く料理覚えなきゃね!」と言われてしまいました。
しかし、利用者様は野菜の皮の剥き方や調味料の分量など「手伝えることあったら何でも言ってくれ!」と優しく教えて下さり、先日やっと「すっかり板についてきたね〜」と褒めてくださいました。

 

食事の介助も想像以上に難しいということに気付きました。一口のサイズ、飲み込むペースなど利用者様によってそれぞれの食べ方があり、その食べ方に合わせていくことはそう簡単なことではありません。

食事介助方法2

今でも苦労する利用者様がいるのですが、その方は入れ歯の関係で、何も食べていなくともモグモグと口を動かしているのです。そのため食事中だと、まだ噛んでいるのかどうかの判断が難しく、一口の量や食べ物の柔らかさ、その方の特徴などを考慮して介助をしています。

 

「飲み込みましたか?」と一言聞くのが早いかもしれないのですが、もし自分が利用者様の立場になった場合、食べるたびに飲み込んだか聞かれるのは煩わしく感じると思います。どちらがいいのか正解はわかりませんが、利用者様の立場になって考えた結果であれば、間違いではないと職員の方に教えていただいたので、食事に関わらず介助の際には考えるようにしています。

 

食事の重要性

 

現場での食事はどう行われているかを目の当たりにして、利用者様の健康を維持するために食事は非常に重要なものであり、その食事を作ること、食事の介助を疎かにしてはいけないと実感しました。

食事介助の際には、利用者様にメニューを理解してもらいながら食べていただくなど、私たちにとって当たり前なことは伝え忘れてしまうことが多いと思うので、今後は意識して行いたいと思います。

 

東京支店 佐藤

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