事前にチェック!障がい者雇用の面接マナーと注意点
障がい

2021年2月18日

事前にチェック!障がい者雇用の面接マナーと注意点

書類選考を通過したあとは、企業を訪問して面接を受けます。
身だしなみから所作まであらゆる点であなたの印象が決まります。
面接に臨む前に、ぜひマナーの見直しを行いましょう。

(1)身だしなみ

男性・女性共に、清潔感を意識しましょう。
男性は『紺またはグレー』のスーツを着るのが好ましいです。
身体に合ったものを着用することで、きちんとした印象を残すことが出来ます。
Yシャツは白か水色あたりのシャツを選択し、ネクタイは華美なものを控えましょう。
髪型は軽く整髪料等を付けて、寝ぐせなどないがようにします。
ひげは基本的に剃りましょう。
女性の服装は、一般的に自由度が高いとされています。
清潔感や調和性を意識し、普段よりも落ち着いたコーディネートをしましょう。
服装に迷うようであれば、スーツを着るのが無難です。
また髪型は、表情が見えるように整えましょう。

(2)受付時

面接会場には、時間に余裕をもって向かいます。遅刻は厳禁です。
集合時間『5~10分前』を目安に受付を完了できると良いでしょう。
受付の際には、『必要な配慮事項』について申し入れましょう。
聴覚障害であれば、受付で聴覚障害があることを伝え、呼び出しの際には肩を叩いてもらう、または近くで声掛けをお願いしたい等、具体的に伝えることが大切です。
企業側も、障がい者雇用に慣れていない場合があります。
相互理解の為にも、少しでも不安があれば配慮事項を伝えていきましょう。

(3)いざ面接へ

面接時にも配慮事項がある際には、事前に伝えておくようにしましょう。
・聴覚障害で耳が聞こえない、もしくは聞こえづらい。
・視覚障害があり、スムーズな入室が困難である。
・車いすの使用により、入室に際して補助が必要。
・上肢障害があり、ドアノブが上手く回せない。
以上のように配慮必要な場合には、事前に伝えておくことでスムーズな面接になります。
面接室へ入室する際には、ノックを3回し、どうぞと返事をいただいてから入室します。
その際には、「失礼します」と明るく声をかけることで、第一印象がぐっと良くなります。
「お掛けになってお待ちください」と言われたら、原則として下座(入口に近い席)に座って待ちます。
面接官があとから入室してくる場合には、立ち上がり「よろしくお願いいたします」とご挨拶をします。
面接中は、緊張しすぎないよう、笑顔を意識しましょう。
面接内容については、事前に面接対策で質問と回答を用意しておくとスムーズになります。
面接が終了したら「貴重なお時間を頂き、ありがとうございました」と、お礼をしましょう。心のこもった感謝を伝えることで、面接官へ残す印象が更によくなります。
退室時は、忘れ物の無いようにしましょう。
会社の出入り口やエレベーターまで面接官がお見送りをしてくれる場合があります。
エレベーター前まで来ていただいた際には、扉が閉まるまで頭を下げてお礼をします。
出入り口の際には、別れ際にお礼の言葉を述べ、また会社を出たあとに振り返り、再度一礼をするとよいでしょう。

◇最後に

ここまで、身だしなみ、受付から面接の実施・退室までに覚えておきたいマナーをお伝えしました。
質問内容の受け答えがどれだけうまくいっても、マナーを守れないことがあれば印象が下がってしまうのは容易にイメージできるかと思います。
人の癖はなかなか抜けないものです。
面接官はそれを見抜いてきます。
普段から自分の頭の中でイメージしたり、練習を行ったりすることで、意識しなくても実践できることが大切になります。
法定雇用率の制定により、年々障がい者雇用が広がっています。
しかしながら、まだまだ企業側の障がいへの理解が追いついてない場合もあります。
応募者それぞれに必要な配慮やフォローも、手探り状態のことが多いでしょう。
企業側にとっては、配慮事項が事前にわかることで障がい者への理解が進むと同時に、採用の幅も広がることにつながります。
不安な点があれば、ぜひ伝えていきましょう。

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