WEB面接を成功させるために!押さえておきたいポイント
障がい

2022年4月8日

WEB面接を成功させるために!押さえておきたいポイント

新型コロナウイルスの流行とともに急増してきた「WEB面接」。
皆様は十分に対策できていますか?
自宅に居ながら面接が受けられる手軽な印象がある一方で、スマートフォンやパソコンの操作が必要となり、上手く接続できなくて冷や汗をかいてしまったり…なんてことになりたくないですよね。
これまでWEB面談を受けた方々から、事前に準備しておけばよかった!といった失敗談も多くお聞きしています。
 
今回は、力が存分に発揮できるWEB面接のポイントをたっぷりお伝えします。これをチェックして、是非内定を勝ち取りましょう!!

 

目次

  • ⑴ 面接前日までの確認事項
  • ⑵ 当日の確認事項
  • ⑶ 面接中に気をつけること
  • ⑷ 採用担当者からよく聞く話
  • ⑸ まとめ
  • パソコンを打つ手

    ⑴ 面接前日までの確認事項

     
    (1)パソコンやスマートフォンの通信環境
    面接中に良くある失敗例として挙げられるのは「音声や映像が乱れる」こと。
    対面で話せない分、画面越しにスムーズなコミュニケーションが必要となります。音声や映像が乱れてしまうことで、面接のテンポが悪くなり、最悪の場合は、あなたの印象が悪いまま終了してしまうことも。WEB面接のような映像でのやりとりの通信速度目安は、上り(送信)・下り(受信)ともに10Mbps以上といわれています。
     
    自分のパソコンの通信速度は大丈夫だろうか?と思ったそこのあなた!まずは一度、通信速度を調べてみましょう。部屋の場所によっても通信速度が異なる場合がありますので、より安定した場所を探すことをお勧めします。
     
    【参考】通信速度測定サイト https://fast.com/ja/
    また、無線のWifiよりも有線のほうが安定して通信しやすいといわれています。自宅に設備がある場合には有線で接続しましょう。
     
    (2)背景や音、光
    対面で意識することがないポイントとして、映像の背景があります。
    できるだけシンプルな背景が望ましく、例えば白い壁や単色のカーテン、ドアなどが背景になると良いでしょう。
    もし、上記のような背景が難しければできるだけ整理整頓を行ったうえで面接に臨みましょう。
     
    洗濯物が山積みになっていたりするなど、悪い印象に繋がる背景には要注意です。
    「初めの3秒で第一印象が決まる」とよく言いますが、WEB面接ではあなたの表情や服装に加え、背景にも気を配るようにしましょう。
     
    次に音の問題です。こちらは対面でも同じですが、必ずスマートフォンはマナーモードに設定し、音を発さない状態にしておきましょう。LINEやメールの通知音などが入ると、コミュニケーションが一旦中断されるほか、通信環境の悪化にもつながります。マナーとして、通知は切るようにしておきましょう。
     
    また、ご同居の方がいる場合には、事前に必ず面接時間を伝えておき、配慮をお願いする必要があります。周囲の声が聞こえてしまうことは、スムーズなやり取りを阻害してしまう要因となります。
     
    3つ目に光についてです。逆光は避け、顔が明るく映る場所で行うことがポイントです。
    事前にカメラチェックを行い、必要であれば電気スタンドやレフ版、PCに繋げて使うことができるリングライト等を揃えましょう。
    少々費用がかかるかもしれませんが、暗い印象を持たれてしまうと挽回するのが非常に困難です。明るい印象を持ってもらえるよう、事前に準備が必要です。
     
    (3)デバイスの設置場所
    パソコンやスマホは出来るだけ目の高さに固定しましょう。
    下からのアングルだとどうしても暗い印象になってしまいますので、正面から見られているように設置するのが望ましいです。
    段ボール箱や、本、スタンドなどで高さを増して、その上にデバイスを置くと良いでしょう。
     
    また、画面に近づきすぎる方が一定数見られます。画面上に顔から肩までが全て入るのが理想です。良い位置に設置できたら、スマホの方は特に、スタンドなどを使って固定しましょう。
    グラグラした状態で面接を行うと、面接官の方の印象も良くないので注意しましょう。
     
    (4)カメラ・マイクのチェック
    パソコンやスマホから入る場合には、必ずカメラとマイクの動作確認をしましょう。ここを怠ってしまうと、「自分の顔が映らない!」「自分の声が相手に届かない!」といったことが発生してしまい、面接での印象が悪くなってしまいます。
     
    接続確認として有効な方法の一つとして、事前に面接で使用するツール(例:Zoom、Teams、Google Meet等)を使って、第三者と繋いでみることが挙げられます。ツールによっては、事前にダウンロードが必要なことがありますので、必ず確認しましょう。過去にあった例として、Zoomでは問題なく繋がるけれど、Google Meetだと音声が相手に届かないといったこともありました。また、パソコンにカメラが内蔵されていない場合も少なくありません。面接の数日前に実施し、繋がらない要素がある場合には対処することが必要です。
     
    (5)ツール・アカウント
    普段からZoomなどの面接ツールを使用している方も多いかと思います。ここでチェックしておきたいのが「アカウント設定」です。プロフィール画像やアカウント名は、面接官に見られても問題ないものでしょうか?見られて困るような写真や画像を使っていたり、本名以外の設定にしている場合は、適切な状態に直しましょう。こういった設定は、面接前のマイナス印象を取り除く大事な作業です。
     
    (6)回答の準備
    デバイスの準備も必要ですが、肝心な回答の準備も念入りに行いましょう。
    対面でないからと言って、面接官に伝わってしまうほどカンペを見ながら面接に臨む方もいらっしゃいますが、それは印象としてはあまりよくありません。志望動機や自己アピール等、事前の準備はしっかりと行うことが原則です。カンペはお守り代わりに隅へ置いておく程度にしましょう。
     
    (7)緊急時の連絡先
    当日体調不良で面接を欠席する、またはパソコン等のデバイスの不調で入室が遅れそうな場合、事前の連絡が必須となります。担当者の電話番号は事前に確認しておきましょう。

     
    web面談中

    ⑵ 当日の確認事項

    (1)デバイスの充電について
    パソコン・スマートフォンの充電はしっかりとされていますか?
    面接中に充電が切れてしまっては、中断されて企業に迷惑が掛かります。
    また、事前に充電を忘れてしまい、充電をしながら面接をしていたらオーバーヒートしたという話
    もよくありますので、忘れないようにしましょう。
     
    (2)服装
    対面同様気を付けたいのが服装。基本的にはスーツか、落ち着いた印象を与えるカーディガンやブラウスなどにしましょう。面接中何があるかわかりませんので、必ず上下ともに面接用の服を着用します。
    男性のスーツは『紺またはグレー』が好まれます。また、華美なネクタイは避けるようにしましょう。髪型にも気を配り、清潔感のある印象を与えましょう。女性はスーツ、または落ち着いた色のカーディガンやブラウスをなどが好ましいです。WEB面接では特に表情が良く見えるように、顔に髪の毛がかからないようにしましょう。
     
    (3)余裕を持った入室
    15分前には入室準備をはじめ、10分前には入室しておきましょう。
    「うまくアクセスができない」、「アップデートを要求された」など、トラブルがあることは十分考えられます。企業によって、入室許可が出るまで待つ場合と、事前に入室できる場合があります。いずれにせよ、10分前には入室・または入室前の画面へ移動し、音声や映像の確認を行っておきましょう。面接官の入室を先に待っているのがマナーです。心に余裕を持って面接を受けましょう。
     

    ⑶ 面接中に気をつけること

    いよいよ面接開始です。対面での面接のポイントと重複しますが、特にWEBだからこそ意識してほしいことをお伝えいたします。
     
    (1)初めの挨拶が肝心
    第一声の挨拶は、あなたの印象を決定する大事なポイントです。普段よりも大きめに、そしてゆっくり話しましょう。WEB上ではどうしても不明瞭になりやすいので、笑顔でハキハキと話すことが大切です。
     
    (2)目線の位置
    WEB面接で難しいところは、画面に映る面接官の顔を見ていても、面接官からは目線が下を向いていると思われてしまう点です。面接官の表情を見ることもとても大切ですので、思いを伝えるときや、言い始め・言い終わりの際は、特に意識してカメラ部分を見るようにしましょう。回答に困ってしまって不自然な目線の動きをする方もいますが、それは悪印象を与えてしまいます。事前の準備を徹底しておきましょう。
     
    (3)表情やジェスチャー
    対面でないからこそ意識がおろそかになってしまいがちですが、意識して明るい表情を作りましょう。明るい表情のポイントは、口角をあげることです。笑顔が苦手な方は、事前に鏡を見ながら練習することをお勧めします。また、ジェスチャーを用いて、自身の表現の幅を広げることも大切です。
     
    (4)コミュニケーション
    対面でもWEBでも、面接官ときちんとコミュニケーションが取れているかは重要なポイントです。特にWEB上では、音声の乱れが発生する場合があります。面接官の話が上手く聞き取れなかった場合には、そのことをきちんと伝え、もう一度お話していただくようにお願いをしましょう。その際に、どこまで聞こえたのかをお伝えすると、スムーズに会話ができますし、面接官からの印象も良くなります。聞こえなかったことをそのままにして会話を進めようとすると、お互いに違和感が生まれてしまいますので、きちんと伝えることが大切です。
     

    ⑷ 採用担当者からよく聞く話

    WEB面接を行っている採用担当者の方からは、様々な声を頂きます。
    ここでは一部をご紹介します。
     
    (1)時間になっても入室してこない
    面接の時間を忘れてしまうのは論外ですが、機材のトラブルによって入室出来ない場合には、当日の連絡先に一報入れるのがマナーです。事前の相談ができるのも社会人としてのスキルですので、何か時間通りに入室出来ない事情が出来たらすぐに連絡を入れましょう。
     
    (2)機材のトラブルで面接が進まない
    例えば音声が相手に届かないなど、機材のトラブルで面接が実行されないのは、非常に勿体ないことです。パソコンの操作に慣れていないと見られると、例えば事務職などパソコンを使う職種での面接の場合には、企業に不安を感じさせてしまいます。事前の準備があれば防げることですので、前日までに同じツールでのテストを行うようにしましょう。
     
    (3)表情が暗くてあまり印象が良くなかった
    これは対面でも言えますが、いくら普段明るい人柄でも、面接で暗い印象を持たれては意味がありません。特にWEBでは光の加減や表情の作り方をしっかりしないと、相手に暗い印象を持たれてしまいます。普段に近い表情が伝えられるよう、いつもより数倍明るい表情で面接に臨みましょう。
     

    ⑸ まとめ

    今回はWEB面接で注意するべきポイントをお伝えしました。
    WEB面接となると、事前に準備するべきことが多くなることがお判りいただけたかと思います。
    このポイントを一つ一つ確認していくことで、面接通過率がアップします。「事前にあれをやっておけばよかった‥」といった後悔がないよう、取り組んでいきましょう!
     
    セントスタッフでは、面接前に実際使用するツールを用いて「模擬面接」を行っております。WEB上での見られ方と併せて、回答ポイントもお伝えいたしますので、是非お気軽にご利用ください。
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