高収入を目指せる職種!障がい者雇用枠での営業職
障がい者雇用枠でお仕事を探していると、一般事務職は8割を占める程メジャーな職種です。
この背景には、企業側が業務を切り出しやすいという視点にかぎらず、バリアフリー等働きやすい環境が整備されていること、そして得意なPCスキルを活かしたいという方が多いこと、などがあげられます。
(1)職種ごとのニーズ変化
一般事務職を希望する方からすると、一般事務職の求人数が多いのは嬉しいことですが、これからはますます人手不足の時代に突入していきます。
今後もこの流れは加速していくかと思いますが、そうなるとどうなるでしょうか・・・。
一層のIT化、AI活用、定型業務を自動化できるRPAによって今まで当たり前のように行われていた事務業務がPCによって奪われつつある中、しかしそれでも減ることが少ないと予想されている業務が、営業職と言われています。
営業職は基本対面で、コミュニケーションをとりながら進めていきます。
最近はWEB商談も増えていますが、売り込む商品と同じくらい営業をする「人」の要素も大きく、PCではその役目を果たしにくいのです。
(2)営業職とは
まず、営業職はどんな仕事かというと、お客さまに対して自社の商品やサービスを購入してもらうために契約を結ぶ業務です。
近いワードとして「販売職」というものもあり、モノを売るという視点では同じものの、店舗などで購入意思のあるお客様に対してサポートを行います。
一方、「営業職」は、購買意欲が高くないお客様に対して、サービスや商品のメリット・魅力を押し出し、購買意欲をあげて買ってもらう行為になります。
仕事としてお客様次第なところもあり、時にはスケジュールが過密になり体力もいりますが、成果を出す手段やスケジュールも含めて、自分の裁量でコントロールしやすい自由度もあります。
(3)営業職の種類
営業をする方法や相手によっていくつか種類があります。
~営業方法による分類~
>新規営業
既存ではない、新しいお客様・顧客を見つけて開拓します。
断られる確率の方が非常に高く、諦めずに続ける意思や強いメンタルが必要ですが、人の懐に入り込めるコミュニケーション力が高い方にとってはやりがいのある仕事にもなります。
>ルート(既存)営業
これまで過去に取引をしている企業や個人に対して営業をしていきます。
サービスを使ってもらっているお客様先へ行き、商品やサービスの調子に問題はないか、不具合はないかを確認したり、納品をする際にオプションや新商品の提案も行います。
(4)営業職の魅力
一方的に押しだすだけではなく、お客さまが抱えている課題を聞き出して、それが解決するよう商品提案を行うことが成功ポイントです。
基本的に営業マニュアルはあるものの、お客様のニーズは多種多様です。
一般事務職のルーティーンワークとは正反対で、画一されたやり方はなく、ニーズに対して提案がはまったときのお客さまが喜ぶ姿、感謝の言葉は何よりのモチベーションになります。
そして営業職と言えば、インセンティブもわかりやすい魅力です。
会社の売上に直接寄与する営業部門なので、基本的には達成すべきノルマがあります。
ノルマがある以上は達成に向けて努力していくものですが、まず基本給がベースにあり、ノルマを達成するとまとまった一時金として報酬が入る会社もあれば、ノルマを達成するかどうかに限らず、基本給に加えて販売実績ごとに報酬が入るところもあります。
お金は何よりわかりやすいモチベーションになりますが、頑張った分だけ成果を出せるようになれば、年収1000万を超える方も珍しくありません。
仕事に対するモチベーションとして、目に見える成果や、お客様からの感謝、お金、という部分は営業職ならではですね。会社の中でも営業は花形であり、会社に貢献するイメージもわきやすいです。
(5)最後に
室内オフィスで常に座りながらPCを扱う定型業務が苦手であったり、コミュニケーション力を活かしたい方、やりがいを追い求めてみたい方、より高い年収を希望する方は、一度検討してみるのはいかがでしょうか。
向き不向きの分かれる職種なので、自分の身体とよく相談をして、主治医に意見をもらうとより安心ですね。
その上で営業職を検討してみたい、ということであれば、どんな営業職が向いているのかを調べたうえで求人を探してみると良いでしょう。
未経験だし難しいだろう・・・というイメージを持たせる方も多いますが、そんなことはありません。未経験でも適性とやる気があれば広く募集しています。
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