第25回(平成24年度)介護福祉士国家試験問題
第25回(平成24年度)介護福祉士国家試験 筆記試験(公益財団法人社会福祉振興・試験センター(東京都渋谷区)実施)の過去問題となります。腕試しにチャレンジしてみてください。なお、気になる点がございましたらお手数ですが弊社セントスタッフ(0120-106-391 担当:阿部)までご連絡頂き、主催者へのご連絡はご遠慮下さいますようお願い申し上げます。
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1 社会福祉法
2 高齢者虐待防止法
3 社会福祉士及び介護福祉士法
4 介護保険法
5 老人福祉法
(注)「高齢者虐待防止法」とは、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援
等に関する法律」のことである。
この入所は、ある感染症の予防法に基づくものであった。Aさんは、「療養所では、入所した日から本名を使うことができなかった。また、一時帰宅したがーその後の帰宅を両親から断られた」と続けた。この法律は 1996年(平成8年)に廃止された。Aさんが罹患した感染症として、正しいものを1つ選びなさい。
1 破傷風(tetanus)
2 コレラ(cholera)
3 痘そう(smallpox)
4 梅毒(syphilis)
5 ハンセン病(Hansen's disease)
人間関係とコミュニケーション
1 利用者との関係性をつくる座り方として、直角法より対面法の方が有効である。
2 対面法で座る場合、視線を向けることのできる花瓶などを机の上に置くとよい。
3 利用者に近づけば近づくほど、親密な雰囲気になって利用者は話しゃすくなる。
4 利用者が座っているときも、介護職は立ったままで話しかけてよい。
5 介護職が腕や足を組んだ姿勢をとると、利用者はより話しやすくなる。
1 「どんなふうにつらいですか」
2 「つらい気持ちなのですね」
3 「うまくいっていないのですね」
4 「つらい気持ちは怒りみたいなものですね」
5 「あなたが話していることは、お父さんに対するつらさですね」
1 「育児・介護休業法」に基づく育児休業制度は、男性にも適用される。
2 「育児・介護休業法」に基づく子の看護休暇制度は、小学校就学前の子の養育をする労働者には適用されない。
3 2010年(平成22年)の「出生動向基本調査」によると、女性の就業率は第一子の出産後も低下しない。
4 2010年(平成22年)の「国民生活基礎調査」によると、同居している主な介護者は70歳代が最も多い。
5 2010年(平成22年)の「国民生活基礎調査」によると、同居している主な介護者は子の配偶者が最も多い。
(注)「育児・介護休業法」とは、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」のことである。
1 65歳以上の人口比率が14%以上である。
2 65歳以上の人口比率が30%以上である。
3 65歳以上の人口比率が50%以上である。
4 75歳以上の人口比率が14%以上である。
5 75歳以上の人口比率が30%以上である。
1 生活保護制度や福祉サービスは、社会保障に含まれない。
2 所得再分配の機能はない。
3 2009年度(平成21年度)の社会保障財源に占める公費負担は、50%を超えている。
4 社会保障の発展は、経済の安定や成長を損なう。
5 介護、子育てなどの家庭機能を支援する役割がある。
1 被保険者にならなければならない者は、被用者でない場合、20歳以上価歳未満の者である。
2 国籍にかかわらず、要件を満たせば被保険者となる。
3 厚生年金の被保険者である者は、国民年金の被保険者にはなれない。
4 20歳以上でも学生である期間は、被保険者にはなれない。
5 厚生年金の被保険者に扶養されている配偶者は、被保険者にはなれない。
1 支給対象は、介護保険制度の発足時から現在まで、6段階に区分されている。
2 地域密着型サービスは、都道府県がサービス事業者の指定や指揮監督を行う。
3 地域包括支援センターには、身体障害者福祉司の配置が義務づけられている。
4 介護予防マネジメントは、保健所が実施することになっている。
5 2006年(平成18年)に施行された介護保険法の改正によって、介護予防サービス(新予防給付)が創設された。
1 市町村社会福祉協議会
2 都道府県社会福祉協議会
3 市町村
4 都道府県
5 国
1 実務研修受講試験は、市町村が実施する。
2 介護福祉士登録をすれば、実務経験3年で実務研修受講試験を受験できる。
3 資格の有効期間は5年である。
4 守秘義務は、社会福祉法に規定されている。
5 成年被後見人または被保佐人となっても、資格を失うことはない。
1 18歳未満の障害児を含む。
2 65歳以上の障害者を含む。
3 発達障害(developmentaldisorder)のある者は含まない。
4 高次脳機能障害(higherbrain dysfunction)のある者は含まない。
5 双極性感情障害(bゆolaraffective disorder)のある者は含まない。
1 地域活動支援センターは、障害者の医学的・心理的判定を行う。
2 基幹相談支援センターは、都道府県が設置する。
3 知的障害者相談員は、厚生労働大臣が委嘱する。
4 障害程度区分の審査・判定は、市町村審査会が行う。
5 利用者負担の額は、市町村障害福祉計画によって決められる。
1 国民生活センター
2 家庭裁判所
3 年金事務所
4 P市社会福祉協議会
5 認知症専門の医療機関
1 成年後見制度は、「後見」と「保佐」の2類型で構成される。
2 日常生活自立支援事業では、利用を開始する際に利用者の判断能力は審査しない。
3 日常生活自立支援事業には、初期相談、利用援助契約などを行う「専門員」が配置される。
4 個人情報の保護に関する法律では、個人の同意のない個人情報の提供は例外なく禁止している。
5 「高齢者虐待防止法」は、介護施設従事者による高齢者虐待については規定していない。
(注)「高齢者虐待防止法」とは、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」のことである。
1 緊急措置入院とは、急速を要し、措置入院に係る手続きをとることができない場合に行う入院である。
2 措置入院とは、精神保健指定医の判断によって、本人、保護者の同意を得て72時問に限り行う入院である。
3 医療保護入院とは、本人自らの意思に基づく入院である。
4 任意入院とは、精神保健指定医から入院が必要と判断された場合に、保護者の同意に基づいて行う入院である。
5 応急入院とは、本人、保護者の同意がなくても、都道府県知事が認めた場合に行う入院である。
(注)「精神保健福祉法」とは、「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」のことである。
介護の基本
1 経済的な困窮者に対して介護を行う、老人ホームとして創設された。
2 身体上または精神上の著しい欠陥があるために、常時の介護を必要とする65歳以上の者を入所要件の1つとした。
3 「収容の場」ではなく、「生活の場」として位置づけられた。
4 ねたきり老人短期保護事業(ショートステイ)を行うことが求められた。
5 直接処遇を行う寮母は、名称独占の専門職として位置づけられた。
1 福祉サービス関係者などと連携する。
2 現職の期間に限り、利用者の秘密を漏らしてはならない。
3 資質の向上を図るために、研修の受講を定めている。
4 介護福祉士の名称を停止期間中に使用すると、1年以下の懲役となる。
5 2007年(平成19年)の法改正によって、信用失墜行為の禁止が新たに規定された。
1 決めておいた食事の席を伝える。
2 食べやすい方法を確認する。
3 食事用エプロンをつける。
4 副食を細かく刻んでから出す。
5 全介助する。
担当の介護職は、 Dさんの表情から尿意があるのではないかと推察した。 Dさんとは言葉でのコミュニケーションは可能である。
Dさんの排池の自立に向けた入所当日の最初のかかわりとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 「おむつは早く外しましょう」と言う。
2 便座に座ることができるか聞く。
3 尿意の有無を聞く。
4 排尿を我慢できるか聞く。
5 利尿作用のある飲み物を勧める。
1 環境因子
2 活動
3 疾病
4 参加
5 心身機能
1 リハビリテーションの最終的な目的は、あらゆる人のADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)の自立である。
2 作業療法の1つに失語症のある人に対する言葉の訓練がある。
3 理学療法士は、業として義肢を製作する。
4 職業的リハビリテーションは、リハビリテーションを構成する 1つの領域である。
5 回復期リハビリテーションは、社会的リハビリテーションの一環として行われる。
1 要介護者を対象とする。
2 事業所には、社会福祉士を配置しなければならない。
3 居宅介護サービス計画を作成しなけれぱならない。
4 利用者の生活機能の維持または向上を目指す。
5 訪問介護員(ホームヘルパー)は、介護福祉士でなければならない。
1 趣味やスポーツ・地域行事などの自主的な活動に参加する人は、約2割である。
2 地域活動に参加しなかった理由は、「健康・体力に自信がないから」が最も多い。
3 地域活動に参加したいと考える人は、約3割である。
4 近所づきあいでは、「親しくつきあっている」が、最も多い。
5 世代間交流の機会がある人は、約2割である。
(注)「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」は、全国の60歳以上の男女を対象としている。
1 住民が警察に苦情を言ったことを批判し、住民の意識を変える。
2 介護支援専門員(ケアマネジャー)に連絡し、見守り活動などを行っている近所の人たちの協力を得る。
3 Fさんの同意はないが、 Fさんの勤務先をボランティアセンターに知らせておく。
4 住民への働きかけより、専門職の研修の方が重要であると考え、訪問介護員(ホームヘルパー)に研修会への参加を促す。
5 Eさん親子の状況を福祉事務所に連絡し、対応を任せる。
1 介護休業とは、10週間以上要介護状態が続いている家族を介護するためのものである。
2 介護休業は、家族1人について、通算して31日の期間を限度とする。
3 介護休業の対象となる家族には、別居の祖父母が含まれる。
4 要介護状態にある家族を1人介護する場合、1年度に5労働日を限度に、介護休暇を取得することができる。
5 要介護状態にある家族の通院の付添いに、介護休暇を使うことはできない。
(注)「介護休業制度」とは、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」に基づく制度である。
1 営利を目的とする事業者の参入が制限されている。
2 サービス付き高齢者向け住宅は、地域密着型サービスの1つである。
3 小規模多機能型居宅介護事業者は、運営推進会議を設ける。
4 居宅サービスの中に位置づけられている。
5 2012年(平成24年)の制度改正で、夜間対応型訪問介護が新設された。
1 都市型軽費老人ホームは、定員20人以下の施設である。
2 介護老人保健施設は、最後まで住み続けることを目的とした施設である。
3 地域密着型特定施設入居者生活介護は、定員29人以下の特別養護老人ホームのことである。
4 介護老人福祉施設は、厚生労働大臣の許可を受けた施設である。
5 小規模多機能型居宅介護は、施設サービスに含まれる。
1 障害者自立支援法を根拠とする。
2 居宅への復帰が可能かどうかの判断は、家族の意向を最優先する。
3 要支援2の認定を受けた者が入所できる。
4 長期にわたる療養が必要であると認められる場合に、入所する施設である。
5 介護保険第2号被保険者でも、要介護認定を受けることが入所の要件である。
1 要介護者の自宅を毎月訪問することになっている。
2 担当する要介護者の数は決まっている。
3 児童委員を兼ねている。
4 都道府県知事が任命する。
5 任期は10年である。
1 利用者の家族から承諾書を得れば、身体拘束を行ってもよい。
2 身体拘束を行った場合には、拘束の理由などの記録が必要になる。
3 利用者を落ち着かせるために過剰な向精神薬を服用させることは、身体拘束ではない。
4 切迫性と一時性の2つの要件を満たせぱ、身体拘束を行ってもよい。
5 利用者の安全を確保する身体拘束は、職員1人の判断で実施できる。
1 病院や施設に入所したことで新たに発症するのは、日和見感染である。
2 手洗いは、消毒液に手を浸して行う。
3 肺結核(pulmonarytuberculosis)は、主に経皮感染する。
4 雑巾やモップは、使わないときも湿らせておく。
5 ノロウイルス(Norovirus)は、感染性胃腸炎(infectious gastroenteritis)を起こす。
コミュニケーション技術
1 家族の個性や生き方に関係なく、同じ対応をすることが大事である。
2 家族問の関係性を把握する必要はない。
3 家族と利用者の希望は同じであると考えて対応するとよい。
4 介護職の身だしなみは、家族との関係に影響しない。
5 利用者とかかわる家族のようすで、家族を理解できたと思、つてはいけない。
1 夫におむつ交換の方法を指導する。
2 夫の頑張りを認めながら、 Gさんの状況を聴く。
3 リハビリテーションの導入を検討するように、伝える。
4 夫の介護では限界があることを自覚するように、促す。
5 このままでは寝たきりになるので、 Gさんを起こすように話す。
1 「ご家族の価値観で判断してはいけません」
2 「ご本人の考えを優先して、ご家族も考え方を変えましょう」
3 「ご本人が何に関心があるのか、気持ちを聞いてみませんか」
4 「ご本人について理解が足りないから、もっと理解しましょう」
5 「私たちは、ご本人の権利を守る必要があるので、ご本人の意向を優先します」
1 情報は簡潔に伝える。
2 横から話しかける。
3 わかりにくい言葉や行動を指摘し、修正させる。
4 説得するように話す。
5 非言語的コミュニケーションは避ける。
1 「おちこんだらだめですよ」
2 「どうしてそんなに黙っているのですか」
3 「皆さんの所へおしゃべりに行きましょう」
4 「元気を出して。頑張ってください」
5 「今日は少し暖かくなりましたね」
1 利用者理解のために、妄想の内容を詳しく聞く。
2 妄想をなくすために、解決策について話し合う。
3 混乱させないために、妄想の話は聞かないようにする。
4 妄想の内容は理解できなくても、否定も肯定もせずにかかわる。
5 誇大妄想の内容は、事実ではないから気にしなくてよいと伝える。
1 議題は司会者が把握しておけばよい。
2 経験年数の長い職員の意見に従う。
3 自分の思いにこだわって発言する。
4 意見が分かれるときは、多数の意見を尊重する。
5 各職種の専門性を理解して参加する。
1 リーダーは、指示を行うだけでなく、メンバーの経験などにより裁量を認める。
2 チームでは、記録や言葉に頼らずに、互いに理解できることを目指す。
3 会議で相手を非難することは、よりょい介護を目指すためには必要である。
4 利用者の個人情報の保護に留意する必要はない。
5 主要な専門用語の意味を共通認識しておく必要はない。
生活支援技術
1 部屋の出入口の戸を取り外す。
2 ポータブルトイレを設置する。
3 思い出の小物や写真を飾る。
4 べッドを柵で囲む。
5 部屋のようすがわかるように、カメラを設置する。
1 住宅用火災警報器を設置する。
2 緊急通報装置を設置する。
3 ガスコンロを電磁調理器に取り替える。
4 風呂場に取り外し可能な手すりを設置する。
5 和式便器を洋式便器に取り替える。
1 住宅地から離れた場所に建てる。
2 定員は 10名以上15名以下とする。
3 居室は多床室とする。
4 力ーテンは防炎物品とする。
5 統一した家具を事業者側が用意する。
1 食事のとき以外はつけない。
2 磨くときは、歯磨き粉を使わない。
3 熱湯で洗浄する。
4 総義歯は、上あごから外す。
5 外した義歯は、よく乾燥させておく。
1 ロフストランドクラッチ(Lofstrandcrutch)は、握力の弱い人に適している。
2 スクーター型電動三輪車は、頸髄損傷(cervicalcordinjury)の人に適している。
3 ステッキ型杖は、失調性歩行のある人に適している。
4 四輪歩行車は、杖歩行の安定した人に適している。
5 交互型四脚歩行器は、片麻痺のある人に適している。
1 介護者は、利用者の手首を握って誘導する。
2 バスに乗る場合、介護者は先に乗る。
3 エスカレーターから降りる場合、介護者は後から降りる。
4 白杖を使用している場合、介護者は後ろに立ち、声かけによって誘導する。
5 駅のホームで電車を待つ場合、介護者は利用者を点字ブロックの上に誘導する。
1 食事を全介助にする。
2 極刻みに変更する。
3 すくいやすい皿に変更する。
4 姿勢保持のためのクッションを入れる。
5 臥位で食事をするように変更する。
1 洗髪前は、ブラッシングを控える。
2 シャンプー剤を直接頭皮につける。
3 爪を立てマッサージしながら洗う。
4 すすぎ湯を流す前にシャンプーの泡を取り除く。
5 ドライヤーは、頭皮から5Cm離して使用する。
1 背部を拭くときは、健側を下にする。
2 40でのお湯を準備する。
3 目尻から目頭に向かって拭く。
4 上腕は、手関節を下から支えて拭く。
5 皮膚についた水分は、最後にまとめて拭きとる。
1 入浴前後の水分補給は控える。
2 浴槽内の水位は、心臓より下にする。
3 浴室より脱衣室の室温を低くする。
4 浴槽に入っている時問は、20分程度とする。
5 43℃以上の湯温に設定する。
1 耳垢(耳あか)が取りにくいときはピンセットを使う。
2 乾燥した耳垢(耳あか)は綿棒で湿らせてから取る。
3 綿棒は内耳まで入れる。
4 鼻は左右同時にかむ。
5 鼻毛は毛抜きで抜く。
1 硫黄を含む入浴剤を使う。
2 弱酸性の石鹸でからだを洗う。
3 かゆみのある部位は、ブラシでこする。
4 皮膚を乾燥させてから、保湿剤を塗布する。
5 着替えの下着は、厚めの羊毛素材にする。
1 女性が使用する布おむつは、前側を厚くする。
2 おむつカバーの上端は、ウエストより上に合わせる。
3 鼠径部は、おむつカバーから布おむつを少し出す。
4 腹部とおむつとの間には、指2本程度の余裕があるようにする。
5 紙おむつの腹部のテープは、真横に留める。
1 蓄尿袋を腰より高い位置に固定する。
2 尿量が減少するように、日中の水分摂取量を控えるよう促す。
3 尿を観察するために、蓄尿袋のカバーは外したままにする。
4 留置カテーテルを抜く恐れがあるので、介護職の判断でミトン型の手袋を着ける。
5 陰茎を上向きにして、腹部に留置カテーテルを固定する。
1 腹圧をかけやすい姿勢で便座に座るように促す。
2 食物繊維の少ない食品を勧める。
3 腹部全体を冷たいタオルで冷やす。
4 1日の食事の量を減らすように促す。
5 下行結腸、横行結腸、上行結腸の順にマッサージする。
1 アセテート(acetate)
2 ナイロン(nylon)
3 羊毛
4 絹
5 綿
1 干ししいたけ
2 にんじん
3 りんご
4 牛肉
5 ひじき
1 利用者の顔に懐中電灯の光をあてて観察する。
2 足音で、巡回を知らせる。
3 異変の有無を確認する。
4 職員同士の会話は、昼問と同じ大きさの声で行う。
5 ドアを開ける際は、ノックをする。
1 Mさんの入院を家族に勧める。
2 看取りに関する家族の意向は、入所時に確認すれば十分である。
3 Mさんの食べたい物を確認し、提供する。
4 口腔ケアは控える。
5 家族が介護することを希望しても、職員で行う。
1 苦痛の緩和は、医師に任せる。
2 手を握るなどのスキンシップを行う。
3 意識がなくなれぱ、声かけは控える。
4 死後の処置は、家族には見せない。
5 グリーフケア(griefcare)は、看護師に任せる。
介護過程
1 介護計画を立ててから、利用者にどのような生活を送りたいのかを聞く。
2 介護職は利用者の健康状態を把握しなくてよい。
3 利用者の「やりたいこと」や「できること」を含めて、アセスメント(assessment)する。
4 他の利用者とのトラブルが予測される場合には、利用者本人の「やりたいこと」は支援内容から外す。
5 利用者が満足していれば、計画の評価は行わなくてよい。
1 栄養状態が悪くなるので、食事を残さず食べることが必要である。
2 食べないと免疫力が低下する恐れがあることを、説明する必要がある。
3 経管栄養を行うことを、医療者と検討する必要がある。
4 最近の言動の変化について、観察する必要がある。
5 自然に摂取量が増えるのを見守る必要がある。
1 夜間はポータブルトイレで排泄できる。
2 夜間はポータブルトイレで排泄するように、理解させる。
3 夜間はポータブルトイレをべッドサイドに置く。
4 夜間はポータブルトイレでの排泄の介護をする。
5 夜間はおむつで排泄させない。
1 計画どおりに実施できているかどうかを点検する。
2 利用者が主体的に取り組める目標を設定する。
3 実施する介護について、利用者や家族に説明する。
4 利用者の「できること」の情報を収集する。
5 目標が達成された後に、介護過程を終結させる。
1 利用者本人には、評価を伝えない。
2 利用者の反応の評価はしない。
3 計画を立てたが実施しなかったものは、評価はしない。
4 目標が達成されれば、評価はしない。
5 他の利用者の目標達成度と比較した評価はしない。
1 部屋は衣服やごみが散乱していて汚い。
2 部屋は衣服やごみが散乱しているが、片づけようとしない。
3 部屋は衣服やごみが散乱していて、転倒の可能性がある。
4 片づけることが嫌いなので、部屋は衣服やごみが散乱してぃる。
5 部屋は衣服やごみが散乱していて、生活しづらそうである。
1 居室の床にセンサーマットを敷く。
2 職員と施設内を散歩する。
3 車いすを使用する。
4 歩行時にはスリッパを履く。
5 日中は居室で過ごす。
1 他のチームメンバーの役害Ⅲよ、知らなくてよい。
2 医療職は、チームアプローチ(team approach)を主導する。
3 チームメンバーの人数は、決まっている。
4 利用者は、チームアプローチ(team approach)の中心である。
5 ボランティアは、チームメンバーにはなれない。
発達と老化の理解
1 排泄のコントロールを習得する。
2 読み書き計算などの基礎的技能を習得する。
3 両親や他の大人たちから情緒面で自立する。
4 善悪の区別を習得する。
5 社会的に責任のある行動をとる。
Aさんが現在の状況になったきっかけとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 せん妄
2 妄想
3 感情失禁
4 喪失体験
5 老性自覚
足が少し不自由なので長男が同居を勧めているが、世話になりたくないと拒否している。 Bさんは、自分の庭で野菜を作っている。地域との交流はほとんどない。ライチャード(Reichard、 S.)の老年期における人格の 5類型のうち、 B さんに相当するものとして、正しいものを 1つ選びなさい。
1 円熟型
2 安楽椅子(ロッキングチェアー)型
3 装甲(自己防衛)型
4 憤慨(外罰)型
5 自責(内罰)型
1 新しい場面に適応するときに要求される問題解決能力である。
2 学校教育などの環境条件の影響を受けやすい。
3 生活習慣や訓練によって維持することが可能である。
4 60歳代が最も高く、80歳代以降に低下する。
5 過去の人生経験の蓄積によって形成される。
1 近方視力よりも遠方視力が低下する。
2 視野が広くなる。
3 青色系に比べ赤色系の識別が困難になる。
4 明暗順応は変化しない。
5 識別に必要な照度が高くなる。
1 男性では尿路の通過障害が少ない。
2 女性では腹圧性尿失禁が多い。
3 切迫性尿失禁が少ない。
4 勝胱炎(cystitis)は、悪寒戦棟を伴う。
5 前立腺がん(prostatecancer)によるものは、減少している。
1 脈拍数が増加する。
2 動脈が軟化する。
3 心臓が縮小する。
4 不整脈が増加する。
5 収縮期血圧が低下する。
1 120/70
2 130/80
3 140/90
4 150/100
5 160/110
認知症の理解
1 介護療養型医療施設
2 認知症老人俳椢感知機器の貸与
3 居宅介護住宅改修
4 認知症対応型通所介護
5 介護予防訪問介護
1 住み慣れた地域で住み続けることに役立つ。
2 ケアマネジメント(care management)は外部機関に委託する。
3 1事業所の登録定員は29人以下である。
4 本体事業所への看護師・准看護師の配置は義務づけられていない。
5 「泊まり」を基本にサービスを展開する。
1 判断力が低下する。
2 不安な状態が続く。
3 抑うつ状態が続く。
4 介護者に暴力をふるう。
5 忘れたことを自覚している。
1 睡眠と覚醒のリズムは正常である。
2 意識レベルは清明である。
3 せん妄中の出来事を覚えている。
4 薬剤によって生じることがある。
5 症状の変動は少ない。
1 具体的な幻視が現れる。
2 もの盗られ妄想が現れる。
3 常同行動が現れる。
4 万引きなど反社会的な行動が現れる。
5 シャント手術によって改善が期待できる。
1 発症は女性に多い。
2 上肢や下肢に麻痺がある。
3 症状は階段状に悪化する。
4 感情失禁がある。
5 多発性脳梗基(multiple cerebralinfarction)がある。
1 アルツハイマー型認知症(dementia ofthe Alzheimer's type)
2 剛頭但1頭型認知症(frontotemporaldementia)
3 血管性認知症(vasculardementia)
4 クロイツフェルト・ヤコブ病(creutzfeldt-Jakob disease)
5 慢性硬膜下血腫(chronicsubduralhematoma)
1 実行機能障害
2 失語
3 記憶障害
4 失認
5 徘徊
1 使い慣れた道具を、新しい便利なものに変える。
2 部屋の家具の配置を、飽きないように毎月変える。
3 部屋やトイレに、表示や目印をつける。
4 部屋の照明は、できるだけ明るくする。
5 食事の雰囲気よりも、栄養の摂取を優先する。
1 介護方法について指導する。
2 何事も気にしないように励ます。
3 新しい介護用品を紹介する。
4 介護を代行するサービスを提案する。
5 気持ちの訴えを受容する。
障害の理解
1 復職できない。
2 手足が動かない。
3 言葉が理解できない。
4 旅行に行けない。
5 トイレに行けない。
1 インクルージョン(indusion)
2 メインス ーミング(mainstreamin)
3 リハビリテーション
4 インテグレーション(integration)
5 バリアフリー
1 背もたれの高さを肩の高さと同じにする。
2 健側のブレーキレバーを延長する。
3 肘当ての高さを介助用グリップの高さと同じにする。
4 肘当てをデスクタイプにする。
5 健側足底部が床に着くように、座面の高さを設定する。
1 物の置き場所や約束を忘れる。
2 集中力がない。
3 ちょっとしたことですぐ興奮して怒鳴る。
4 決まった方法にこだわり、状況に応じた判断ができない。
5 同時に2つ以上のことをすると混乱する。
1 「ご家族のためにも、早く元気になりましょうね」
2 「気分転換に、旅行に行ったらどうですか」
3 「子どもさんの世話ができないのは、つらいですね」
4 「毎日、洗濯や掃除を頑張りましょう」
5 「いつも同じことを言っていても、病気はよくなりませんよ」
1 胎内感染
2 染色体異常
3 劣性遺伝
4 先天性代謝異常(inborn errors of metabolism)
5 核黄痘(kernicterus)
1 幻覚、妄想が現れる。
2 変化に対する不安が強い。
3 その場の雰囲気や相手の意図を強く意識する。
4 麻痺性構音障害が現れる。
5 協調して作業することが得意である。
1 認めたくない欲求、不安や苦痛を意識下にとどめる。
2 障害を認めず、元に戻ると信じている。
3 子どものように甘えたり、すぐに泣いたりする。
4 自分の立場を正当化し、失敗感や劣等感から逃れようとする。
5 周囲の手助けを拒否して、自分を強くみせようとする。
1 障害に関する調査・診断・判定を行う。
2 就労に必要な知識や能力を高めるための訓練を行う。
3 サービス等利用計画を作成する。
4 個別支援計画を作成する。
5 外出時の移動中の介護を行う。
1「介護は負担ではない」と母親が言ったので、見守る。
2 腰痛で悩んでいる母親に、コルセットを提供する。
3 母親の介護方法を尊重しながら、腰の負担が軽くなる方法を提案する。
4 Eさんの生活を、ベッドから畳に変えるように指導する。
5 母親の負担を減らすため、 Eさんと母親の2人分の食事を作る。
こころとからだのしくみ
1 不安神経症(anxietyneurosis)
2 ストレス反応(stressreaction)
3 認知症(dementia)
4 恐怖症(phobia)
5 抑うつ状態(depressive state)
1 手続き記憶
2 意味記憶
3 エピソード記憶
4 短期記憶
5 感覚記憶
1 膝関節の伸展は、大腿二頭筋の収縮によって起こる。
2 股関節の伸展は、大腿四頭筋の収縮によって起こる。
3 足関節の背屈は、下腿三頭筋の収縮によって起こる。
4 手関節の背屈は、上腕二頭筋の収縮によって起こる。
5 肘関節の伸展は、上腕三頭筋の収縮によって起こる。
1 右心室
2 右心房
3 三尖弁
4 肺動脈
5 左心房
1 上腕骨近位端骨折(fracture of upper end of humerus)
2 橈骨遠位端骨折(fracture oflower end ofradius)
3 脊椎圧迫骨折(compression fracture ofspine)
4 大腿骨頸部骨折(femoralneck fracture)
5 骨盤骨折(pelvicfracture)
1 開腹手術が必要である。
2 終生使用しなければならない。
3 ボタン型は自己抜去しにくい。
4 バルーン型は壊れにくい。
5 口からの食物摂取はできなくなる。
1 アルツハイマー型認知症(dementia ofthe Alzheimer's type)
2 関節リウマチ(rheumatoid arthritis)
3 慢性胃炎(chronic gastritis)
4 慢性腎不全(chronic renalfailure)
5 うつ病(depression)
1 疥癬(scabies)
2 帯状萢疹(herpeszoster)
3 膿加疹(impetigo)
4 白癬(tinea)
5 老人性掻庠症(Pruritus senilis)
1 入浴は中止する。
2 入浴時間を短縮する。
3 入浴は行い、変色した部分をこすらず洗い流す。
4 入浴は行い、変色した部分をマッサージする。
5 入浴は行い、変色した部分に湿布を貼る。
1 スポーツドリンク
2 経管栄養剤
3 レモンジュース
4 麻薬性鎮痛剤
5 インスリン製剤
1 尿を出す機能の障害
2 尿をためる機能の障害
3 腹部の筋収縮の低下
4 下肢の筋力の低下
5 腎臓の機能の障害
1 イソフラボン(isoflavone)
2 力フェイン(cafeine)
3 カルシウム(ca)
4 ビタミンA (vitamin A)
5 メラトニン(melatonin)
【事例】
Hさん(80歳、男性)は、娘には老後の心配をかけたくないと考えて、2年前に夫婦で軽費老人ホームに入所した。物静か女性格で賑やかな場所は苦手である。身の回りのことは自分でできる。10年前に糖尿病(diabetes mellitus)にかかり、毎日、朝食前に自分でインスリン注射をしている。半年前、妻が突然亡くなった。妻がいるころは、妻と一緒に散歩をしたり、妻が食事にも気を配ってくれていたので血糖値は安定していた。妻の死後は自己注射を介護職が見守っている。
Hさんに対して介護職が行うグリーフケア(griefcare)として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 Hさんと相談して、思い出話ができる人たちに集まってもらう。
2 悲しみは時間とともに消失するので、そっとしておく。
3 悲しみは糖尿病(diabetes mellitus)には影響しないので、そのままにしておく。
4 少しでも早く立ち直ってもらうために、娘の家に行くことを勧める。
5 元気を出してもらうために、カラオケ大会を開く。
1 小刻み歩行の有無
2 視力の低下の有無
3 不眠の有無
4 嗅覚の低下の有無
5 聴力の低下の有無
1 運動をしていたので励ました。
2 部屋の掃除を頼まれたが断った。
3 仲の良い利用者と間食をしていたので、その場で注意した。
4 インスリン注射の見守りを中止した。
5 妻のことは何も話さないようにした。
【事例】
Jさん(84歳、男性)は、20年前に脳梗塞(cerebralinfarction)を発症し、後遺症で軽度の左片麻痺となった。屋内では、 T字杖を使用すれば歩行できるが、転倒するのが心配で、ほとんど外出しなかった。1年ほど前から、夜よく眠れない、通院する曜日を問違える、薬を飲み忘れるなどの状態になり、血管性認知症(vascular dementia)と診断された。半年前から夜間の不穏状態や妻への暴力行為がたびたび出現するようになり、妻が介護しきれなくなって、 Jさんは介護老人福祉施設に入所することになった。入所後も施設内はT字杖を使用して、歩行は可能であった。しかし、慣れない場所で、より不安が強くなっているようすであった。
1 身の回りのことは 1人で行うように励ます。
2 居室を出るように、何度も促す。
3 今の生活についての思いを聴く。
4 寝食分離について理解できるように、説明する。
5 Jさんの希望どおりにする。
このようなJさんの症状に関する次の記述のうち、最も適切なものを 1つ選びなさい。
1 認知症(dementia)の人に共通してみられる。
2 この症状を中核症状とよんでいる。
3 本人の身体的な要因や、周囲の状況が影響を与える。
4 この症状は認知症(dementia)が進行しても変化しない。
5 認知症(dementia)の初期症状に起こりやすい。
1 ポータブルトイレの利用を勧める。
2 部屋替えを行う。
3 べッドの配置を変える。
4 施設での集団プログラムへの参加を促す。
5 特技を活かしたレクリエーションを企画する。
【事例】
Kさん(43歳、女性)は、8年前に関節リウマチ(rheumatoid arthritis)を発症した。現在は、治療の効果で症状の進行がおさえられている。公的な制度を使うことができるように、必要な認定を受けている。Kさんは夫と2人で暮らしており、夫は朝早くKさんの朝食を作り、仕事に出かける。Kさんは肩関節や肘関節、股関節の可動域が狭く、左手指の巧緻性も低下している。お昼ごろからは、室内を自分の力で歩き、リーチャーや道具を工夫して家事を行うこともできる。しかし、からだの動きにくい午前中は、公的な制度を利用し、介護職に自室の掃除を依頼している。
1 障害者自立支援法
2 介護保険法
3 難病対策要綱
4 障害者基本法
5 生活保護法
1 大腿骨骨頭
2 上腕骨中間部
3 脛骨中間部
4 鎖骨
5 誹骨中間部
1 重量を軽くする。
2 柄を短くする。
3 握りを太くする。
4 スプーンを大きくする。
5 すくう部分を左に曲げる。
【事例】
L君(12 歳、男性)は、6歳のとき、アスペルガー症候群(Asperger'ssyndrome)と診断された。てんかん(epilepsy)を合併しており、1か月に 1回程度、身体の脱力発作が起こることがある。現在は、アスペルガー症候群(Asperger'ssyndrome)を理由に療育手帳を取得して、特別支援学校(小学部6年)に通学している。靴に強いこだわりがあり、靴が替わっていたり、玄関に置いてある位置がいつもと違ったりすると次の行動ができずに、スクールバスに乗り遅れてしまうことがある。学校では、興味のあることはよく友達と話をするが、話が終わらないこともあり、悪気はないのに失礼な発言をすることがある。教室の中が騒がしかったり、大きな音がすると耳を手でふさいでしまう。また、運動が大好きで、特に泳ぐことには積極的である。家では決まった場所で食事をして、決まった時間に決まったテレビを見て過ごしている。しかし、そのパターンが崩れると落ち着きがなくなる。
1 言葉の遅れがみられる。
2 計算するのが苦手である。
3 自分のことばかり話す。
4 動き回る。
5 何度言っても忘れ物をする。
L君に対する介護職の対応として、最も適切なものを 1つ選びなさい。
1 一度に多くのことを指示する。
2 毎日靴を替える。
3 大きな声で話しかける。
4 途中でもL君の話を終わらせる。
5 L君と一緒に予定を確認する。
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