子供に人気で盛り上がる!面白い手遊び・手遊びうた36選【年齢・季節別】
子供たちと、気軽に楽しく遊べる手遊びは、保育に欠かせません。
散歩や食事など、活動の導入としても役立つので、たくさんの種類を知っておくと便利です。
とはいえ、子供たちに喜んでもらえるか、年齢に合っているかなどは気になりますよね。
また、手遊びのレパートリーが豊富な4、5歳児になると、定番では興味を示してもらえないこともあります。
年齢や興味・関心に合わせたり、季節の手遊びを楽しんだりすることが、子供の成長に大切です。
この記事では、子供をひきつける手遊びについて、遊ぶ際のポイントや、年齢・季節別のおすすめ手遊び36選を詳しく紹介します!
1. 保育で使える子供をひきつける手遊び
明るいメロディーにのせて、体を動かす手遊びは、子供に喜ばれます。
さまざまなテーマの手遊びがあるので、食事や昼寝などの活動前に行うのもおすすめです。
子供たちの注目を効果的にひきつけられます。
動きや歌詞の難易度は、手遊びによって大きく異なるので、年齢や季節に応じて選ぶことが大切です。
例えば、0、1歳児など言葉の理解が難しい子供には、単純な動きや繰り返しが多い手遊びうたが人気です。
大人と一緒に歌えるようになる2、3歳児には、単純で短いストーリーの手遊びがよいでしょう。
また、歌詞の意味が理解できるようになる4、5歳児には、長めの手遊びうたや、想像力を鍛えられるようなものがおすすめです。
手遊びには、子供の運動機能やリズム感覚を高める効果が期待できます。
1回目はできなくても、何度も繰り返すうちに、体の動かし方がわかるようになってきます。
大人の真似をしながらリズムにのろうとすることで、リズム感覚が身につくのも、うれしいポイントです。
また、動物の鳴き声を真似したり、季節ごとの情景を思い浮かべたりしながら遊べば、想像力も発達するでしょう。
無料会員登録はこちら2. 保育士必見!手遊びをする際のポイント
効果的に子供たちの注意をひきつけ、楽しく過ごせるのが手遊びです。
子供に手遊びを楽しんでもらうには、次の3つがポイントです。
・楽しそうな表情をする ・明るく大きめの声で歌う ・手を大きくゆっくり動かす
まず、手遊びを見せる大人が、楽しむことが大切です。
子供は、大人の楽しそうな表情にひきつけられるものです。
導入で子供をひきつけることができれば、歌詞に合わせて、さまざまな表情を真似してくれます。
さらに、明るく大きめの声で歌うことも大切です。
小さい声でモゴモゴ歌っても、子供にはわかりません。
子供も一緒に歌いやすいように、語りかけるような気持ちで歌ってみてください。
また、手遊びでは、手の動きが1番大切な要素です。
子供は、見よう見まねで遊ぶので、大げさなくらい「はっきり・ゆっくり」動かしてください。
特に0〜3歳までの、言葉の理解が難しい子供たちと遊ぶときには、気をつけるようにしましょう。
無料会員登録はこちら3. 【年齢別】簡単で面白い!おすすめの手遊び・手遊びうた24選
子供は、1歳変わるだけで、言語能力や身体能力が大きく変わるものです。
そのため、年齢に合った手遊びを選ぶことが大切です。
ここでは、年齢別に、おすすめの手遊び・手遊びうたを24個紹介します。
■0歳児に人気のおすすめ手遊び
0歳児には、簡単で分かりやすい手遊びがおすすめです。手遊びをする大人の表情やしぐさもゆっくり、分かりやすく行うのがポイントです。
・はじまるよはじまるよ
「はじまるよはじまるよ」は、絵本を読む前など、他の活動に移るときに活躍する手遊びです。
両手で1〜5の数字を順につくり、組み合わせる単純な動きなので、どんな子供でも楽しめます。
注目をひきつけやすい軽快な音楽なので、 明るく元気に歌うのがポイントです。
・たまごたまご
「たまごたまご」は、37秒と短く、取り入れやすい手遊びです。
たまごが割れる「パチン」という音や、「ピヨピヨ」「ガオガオ」などの動物の鳴き声がアクセントになっています。
手を叩いたり、動物の動きをまねるなど、楽しい雰囲気が特徴です。
・ちょきちょきダンス
「ちょきちょきダンス」は、同じ動きを右手・左手・両手の順に繰り返す、手遊びです。
「ラララ◯手♪」という導入と、手をクルクル回す動作は、子供が楽しめること間違いなしでしょう。
動作の最後に細かく手を叩くので、リズムを取る練習になります。
・グーチョキパー
「グーチョキパー」は、「グーチョキパーで、なにつくろう」という歌詞がおなじみの手遊びです。
まだ言葉が理解できない0歳児の場合は、ゆっくり目のテンポで手の動きを見せてあげるのがおすすめです。
どの世代でも口ずさめる、有名な手遊びうたです。
■1歳児に人気のおすすめ手遊び
いろいろなものに興味を示す1歳児には、一緒にからだを動かせる手遊びがおすすめです。大人のまねがしやすい手遊びなどがよいでしょう。
・キャベツの中から
「キャベツの中から」は、キャベツの中から青むしが出てくる様子を真似する手遊びです。
お父さん青むしから始まり、青むしの家族が1人ずつ出てくるストーリーは、ポップで想像力がかき立てられますよね。
最後に蝶になるので 、青むしの成長も学べます。
・さかながはねて
「さかながはねて」は、はねた魚が体のいろいろな場所にくっつき、帽子やメガネになる手遊びです。
「ピューン」という効果音が特徴的で、ワクワク感があります。
アレンジを加えること、最後に口の前に人差し指をつけるジェスチャーをすることがポイントです。
・むすんでひらいて
「むすんでひらいて」は、グーパーの動きが楽しい手遊びです。
グーパーの動きのあとは、手を上げ下げするだけでなく、頭に持っていったり、前に出したりとアレンジがききます。
軽やかで覚えやすいメロディーなので、子供に人気です。
・大きな栗の木の下で
「大きな栗の木の下で」は、幅広い年齢の子供に人気の手遊びです。
手だけでなく、腕や体を使った振りつけなので、たくさん動きたい子供に喜ばれます。
「栗」が秋を連想させるので、10〜11月に取り入れるのもいいかもしれません。
慣れてきたら、徐々に速くしてみるのもおすすめです。
■2歳児に人気のおすすめ手遊び
一緒にうたが歌えるようになる2歳児には、替え歌や有名な手遊びうたなどがおすすめです。
・鬼のパンツ
「鬼のパンツ」は、イタリアの「フニクリフニクラ」を替え歌にした手遊びうたです。
「鬼のパンツはいいパンツ つよいぞ〜」というメロディーが有名ですよね。
1980年ごろに、NHKの「おかあさんといっしょ」にとりあげられて以来、子供たちに人気です。
・おべんとうばこのうた
「おべんとうばこのうた」は、お弁当箱にたくさんの食材をつめる手遊びうたです。
レンコンやふきなど、定番でない野菜をつめるストーリーが、おもしろいですよね。
お弁当の大きさが変わっていくのも、子供たちに喜ばれるポイントです。
・こぶたがみちを
「こぶたがみちを」は、こぶたが散歩にでかけるストーリーの手遊びです。
リズミカルなメロディーが特徴で、子供も大人も音楽にのって楽しめます。
ゾウの長い鼻やうさぎの耳、キリンの首など、動物の特徴をとらえて変身するのが特徴です。
・チョコレート
「チョコレート」は、チョコチョコと繰り返すリズムが特徴的な手遊びです。
丸になったり、星になったり、ハートになったりと、手の動きのバリエーションが楽しめます。
チョコレートが好きな子供も多いので、一緒に楽しんでもらいやすいでしょう。
■3歳児に人気のおすすめ手遊び
自我が芽生え始める3歳児には、少し難しい手遊びなどに挑戦してみるのもいいかもしれません。できた時に達成感や喜びを感じられるのもポイントです。
・コロコロたまご
「コロコロたまご」は、ゆったりした曲調の手遊びうたです。
たまごから、ひよこ、にわとりまで育つストーリーなので、にわとりの成長が学べますよね。
「おりこうさん」と、たまごやひよこをなでる動作があるので、小さいものを愛でる気持ちが芽生えそうです。
・ミックスジュース
「ミックスジュース」は、4つのフルーツを混ぜてジュースをつくる手遊びです。
りんご・ぶどう・いちご・さくらんぼと、子供に人気のフルーツが題材なので、注意をひきやすいでしょう。
同じ言葉や動作を繰り返すので、覚えやすい手遊びうたです。
・子どもと子どもが喧嘩して
「子どもと子どもが喧嘩して」は、5本の指を順番に使ってあそぶ手遊びです。
歌詞と、動かす指が連動しているので、指の呼び方を覚えるきっかけになるでしょう。
手の動きが細かいので、いろいろな動きができるようになる、3歳くらいからがおすすめです。
・やさいのうた
「やさいのうた」は、トマトやキャベツなど、身近な野菜をテーマにした手遊びです。
明るく、軽快なメロディーが印象的です。
野菜にちなんだ「キャッキャ」や「コンコン」などの効果音が、子供に喜ばれます。
■4歳児に人気のおすすめ手遊び
少しずつ複雑な内容や社会のルールも分かるようになる4歳児には、複数の登場人物や想像力が掻き立てられるような手遊びがおすすめです。
・いろんなめがね
「いろんなめがね」は、さまざまなシチュエーションで使われる「めがね」を真似る手遊びです。
お父さん・おばあさん・水中・海賊など、人やシチュエーションを想像する力がつくでしょう。
手の動作のバリエーションの豊富さがポイントです。
・むしむしじゃんけん
「むしむしじゃんけん」は、グーチョキパーの動きを基本にした手遊びです。
子供がよく触るダンゴムシや・憧れのクワガタ・喜ぶちょうちょなどを取りあげています。
むしとじゃんけんを組み合わせた人気の手遊びうたです。
・くいしんぼうのゴリラ
「くいしんぼうのゴリラ」は、ゴリラが食べ物を見つけて食べるストーリーを繰り返す手遊びです。
基本的な動作が一緒で、食べ物に対するリアクションの部分だけが異なるので、どんな子供でもついていきやすいでしょう。
わかりやすく、明るい雰囲気になります。
・どうぶつとけい
「どうぶつとけい」は、どうぶつの鳴き声と時計の動きを合わせた手遊びです。
「どうぶつとけいがお知らせします」という歌と一緒に、同じ動きを繰り返します。
時間に合わせて、どうぶつの鳴き声を真似るので、楽しく遊べるでしょう。
■5歳児に人気のおすすめ手遊び
協調性や社会性を身につけ始める5歳児には、少し難しい内容の手遊びや頭を使った遊びなどもおすすめです。子供の興味を刺激する遊びがよいでしょう。
・おやつたーべよ
「おやつたーべよ」は、おやつの語尾に合わせてジェスチャーを変える手遊びです。
おやつのバリエーションの数だけ、ジェスチャーもアレンジできるのが特徴です。
最後のおやつを工夫すれば、「シーッ」としめられるので、お昼寝の導入にも使えます。
・だいじょうぶ?ズコッ
「だいじょうぶ?ズコッ」は、漫才のような振りつけがある手遊びです。
うさぎやヘビなどの動物が丸まった様子を心配したあとに、ズコッとおどける流れを繰り返します。
お笑いが好きな子供には、特にうける手遊びうたといえるでしょう。
・宇宙人
「宇宙人」は、UFOに乗った宇宙人をテーマにした手遊びです。
30秒にも満たない、ちょっとした隙間の時間に取り入れやすいでしょう。
宇宙人の声を真似するパートなど、子供の記憶に残りやすいのも特徴です。
・おおさかうまいもん
「おおさかうまいもん」は、大阪のグルメや観光スポットを紹介する手遊びです。
関西圏ではよく知られています。
それ以外の地域ではなじみがないかもしれませんが、大阪のノリで楽しく歌ってみてください。
無料会員登録はこちら4. 【季節別】盛り上がる!楽しい手遊び・手遊びうた12選
日本には、春夏秋冬の4つの季節があります。
季節によって異なる良さがあるので、子供たちにも良さを感じてほしいですよね。
ここでは、季節別に、おすすめの手遊び・手遊びうたを12個紹介します。
■春におすすめの手遊び(3・4・5月)
ポカポカとした春の陽気にぴったりな手遊びうたで、春を楽しみましょう。
・春がきた
「春がきた」は、穏やかな春をイメージさせる手遊びです。
「春がきた 春がきた」で始まるメロディーは、どの世代にもなじみがあるでしょう。
花が咲き、鳥が舞う、平和な春をイメージさせる手遊びうたです。
ぜひ、入園や卒園の時期に取り入れてみてください。
・いちご
「いちご」は、甘いいちごを題材にした手遊びです。
「葉っぱの影に隠れたいちごの側を、犬やイノシシが通る」という物語性があります。
少し長いので、3歳児以上に向いているといえるでしょう。
明るく、軽快なメロディーが特徴です。
・つくしんぼ
「つくしんぼ」は、つくしやちょうちょなど、春の情景が思い浮かんでくる手遊びです。
保育園で考えられた手遊びうたなので、歌も振りつけも子供たちが真似しやすいよう工夫されています。
ポカポカとした春の日に、ピッタリの手遊びです。
■夏におすすめの手遊び(6・7・8月)
暑い夏には、ひんやり冷たい食べ物のうたがぴったりです。
・ガリガリかきごおり
「ガリガリかきごおり」は、「べー」と舌を出す仕草が特徴的な手遊びです。
いちごやメロンシロップのかき氷を食べて、舌の色が変化するのは、夏の風物詩ですよね。
そんな夏の情景が思い浮かぶ、手遊びうたです。
・アイスクリームのうた
「アイスクリームのうた」は、アイスクリームをテーマにした、2分強の手遊びです。
昔と今を比較したり、アイスクリームのフレーバーの多さを音楽隊として表現したりするので、想像力がかき立てられます。
アイスクリームをかき混ぜる振りつけは、真似しやすいでしょう。
・そうめん
「そうめん」は、夏の定番「そうめん」を巻いたり、箸で持ち上げたりする動作がかわいい手遊びです。
流しそうめんや3色そうめんなど、バラエティー豊かなそうめんを紹介しています。
30秒ほどと短く、メロディーが単純なので、どんな子供でも楽しめるでしょう。
■秋におすすめの手遊び(9・10・11月)
ハロウィーンや食欲の秋などイベントがたくさんの秋は、手遊びのレパートリーもたくさんあります。・おばけ
「おばけ」は、おばけの仲間がどんどん増えていく手遊びです。
手や足、頭などを動かすので、体全体を使って遊べます。
最後は驚かす動作もついているので、ハロウィーンの時期にぴったりな手遊びうたです。
・まつぼっくり
「まつぼっくり」は、秋の散歩でよく見かける松ぼっくりをテーマにした手遊びです。
同じ歌詞と動きを3回繰り返すので、1度では覚えられない子供でも安心して取り組めます。
松ぼっくりを実際に見たあとに歌えば、より喜んでもらえるでしょう。
・きのこ
「きのこ」は、2分30秒ほどと、少し長めの手遊びです。
「き・き・きのこ」や「のこのこ」など、同じ音を繰り返します。
軽快なメロディーで、いろいろな動きがあるので、3歳以上の子供におすすめです。
■冬におすすめの手遊び(12・1・2月)
雪をテーマにした手遊びは、冬にぴったりの楽しい遊びです。
・雪のこぼうず
「雪のこぼうず」は、雪をテーマにした、寒い冬にぴったりの手遊びです。
ただの雪ではなく、雪を「こぼうず」と擬人化するのが親しみやすいですよね。
雪が屋根・池・草の上に降る様子をうたった、冬らしい手遊びうたです。
・にくまんあんまん
「にくまんあんまん」は、「グーチョキパーで何つくろう」のメロディーで、歌詞をアレンジした手遊びです。
肉まんやあんまん、ぶたまんなど、食欲をそそる歌詞なので、おやつや食事前にうたうのがおすすめです。
ホカホカの肉まんが思い浮かぶ、冬らしい手遊びうたです。
・雪だるま
「雪だるま」は、雪を転がして、雪だるまをつくる様子をうたった手遊びです。
つくる雪だるまが徐々に大きくなるのも、おもしろいポイントとなっています。
あそびうた作家の「ぼくときみ。」がつくった、比較的新しい手遊びうたです。
無料会員登録はこちら5. 子供に人気の手遊び・手遊びうたまとめ
明るい雰囲気をつくる手遊びは、上手に取り入れれば、保育がグッと楽しくなります。
子供が喜びながら、次の活動にうつってくれたら、これ以上に良いことはないですよね。
さらに、子供の運動・言語能力向上への効果も期待できます。
手遊びは、バラエティーが豊富なので、年齢や季節に合わせて選ぶといいでしょう。
まずは、手遊びを見せる大人が楽しむことが大切です。
ゆっくり・はっきりと手を動かし、明るく歌えるようにしましょう。
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