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保育

2023年8月22日

保育園におすすめ!室内でできるボールを使った遊び・ゲーム6選!

ボール遊びは、子どもたちに人気のある遊びです。ボールにはさまざまな形、大きさ、素材があり、保育園ではボール遊びを通して、身体能力、知能、感性、社会性などを育めます。
この記事では、保育園でのボール遊びの目的や効果、年齢別にできる遊びの例、注意点などを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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1. 保育園でボールを使った遊びを行う狙い


保育園でのボール遊びの目的は、大きく分けて以下の2つがあります。

<身体の発達と運動能力の向上>
子どもたちはボール遊びを通して、「投げる・蹴る・転がす・くっつける・キャッチする」などを体験し、足や腕などの運動能力を高めます。またボールの動きをコントロールする、手や指の使い方も学べるでしょう。

<社会性やコミュニケーション能力の発達>
ボール遊びは大人数で行うことが多いため、友だちとのかかわり方を学び、コミュニケーション能力や協調性を養えます。また、競争心やルールを守る力など、社会性の育成にも効果的。

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2. ボールの選び方


ボールを選ぶ際は、次の3つのポイントに気を付けることが大切です。

  • やわらかさ
  • 大きさ
  • 素材

■やわらかさ

ボール遊びをするときは、乳児が当たっても痛くない程度のやわらかさのボールを選びましょう。ただしボールがやわらかすぎると、投げたときにうまく弾まないことがあるので、適度な固さを選ぶことが大切です。
また、幼児は寝転んだままボールを持つことがあるので、重たいボールも避けましょう。

■大きさ

サイズ感は、子どもが両手でつかめる大きさを選びましょう。大きすぎると扱いにくく、小さすぎると誤飲の危険があります。また、遊びやすさの観点から、投げやすくキャッチしやすいボールを選ぶことも大切です。

■素材

保育園で使用するボールは、子どもが安全に遊べる素材でなければなりません。長期間使用するボールであれば、素材の耐久性も考慮する必要があるため、清潔で安全な素材のボールを選びましょう。万が一、子どもが舐めてしまっても安全な、洗濯できる布製のものがおすすめです。
また、ポリエチレン製のボールであれば水洗いが可能なほか、除菌シートで清潔に保てます。

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3. ボールを使った遊びの効果


ボール遊びには反射神経を養えるだけでなく、距離感や想像力を鍛えられるなど、さまざまな効果があります。主な効果は以下の3つです。

  • 反射神経
  • 距離感覚
  • 想像力

■反射神経

転びそうになったときにバランスをとったり避けたりと、ボール遊びで身につけた反射神経は日常生活でも役立ちます。また、スポーツや競技においても反射神経は重要な要素です。

■距離感覚

ボール遊びでは、距離や方向を目測し、正確にボールを投げたり捕ったりすることで、少しずつ距離感や方向感覚を養えます。

■想像力

ボール遊びは自由度が高いため、子どもの想像力を刺激できます。たとえば、ボールを転がしたり投げたりすることで、子どもは次にどんな動きが起こるかを予想したり、自分なりの遊び方を考えたりします。
想像力は、創造力や問題解決能力を育むうえで重要な要素の一つです。

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4. 1歳からできるボールを使った遊び


ここでは、1歳から遊べるボール遊びのやり方とポイントを紹介していきます。

■ボール蹴り

【やり方】

  1. 子どもを座らせる
  2. 転がしたボールを足で蹴ってもらう

【ポイント】
  • 初めてボールを蹴る子どもには、手でボールを押して転がして遊ばせ、慣れてきたら足でボールを蹴るように促しましょう。
  • ボールを蹴るときは、足の甲かつま先で蹴るように教えるほか、蹴る前に一度ボールの方に手を伸ばすと、子どもが目で追いやすくなります。

■コロコロキャッチ

【やり方】

  1. 子どもと向かい合わせになる
  2. 子どもにボールをキャッチしたり転がしたりしてもらう

【ポイント】
  • 初めての子どもには、ボールを転がすゲームから始めるとよいでしょう。
  • ゲームに慣れてきたら、キャッチボールへ移行します。
  • ボールが思わぬ方向に飛んでいったら大人も手伝うことで、協力することの楽しさを感じられるでしょう。

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5. 3歳からできるボールを使った遊び

3歳からは、ボール遊びのバリエーションが少しずつ増えていきます。以下は、ペットボトルを使ったボール遊びやボーリングのコツを見ていきましょう。

■玉入れ

【やり方】

  1. バスケットや箱を、指定の場所から1~2mほど離した場所に置く
  2. ボールを持ってバスケットや箱に向かって投げてもらう

【ポイント】
  • 投げるときは肘を曲げてから腕を伸ばすと、投げる力がつかみやすくなります。
  • 投げる場所や強さによって、ボールがどのように飛んでいくかを確認しながら遊びましょう。
  • バスケットや箱の位置を変えたり、大きさを変えたりすることで、難易度を調整できます。

■ペットボトルボーリング

【やり方】

  1. 使わなくなったペットボトルをピンに見立てて並べる
  2. 小さめのボールを投げ、ペットボトルを倒す
  3. ペットボトルを倒すことができたら、再び立てて遊ぶ

【ポイント】
  • ペットボトルの配置や大きさを変えることで、難易度を調整できます。
  • ペットボトルが倒れたらほめてあげると、子どもたちの自信につながるでしょう。

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6. 5歳からできるボールを使った遊び


5歳からは、よりアクティブな遊びを楽しめるでしょう。以下では、玉だしゲームとドッジボールについて、それぞれのやり方とポイントを紹介します。

■玉だしゲーム

【やり方】

  1. 円を作り、その中にボールを置く
  2. 他のボールを転がして、円の中のボールを外に押し出す

【ポイント】
  • 転がせるボールの数を決めたり、チーム分けをして点数を競ったりするなど、ルールを決めて遊んでも盛り上がります。
  • ボールを転がす際の力加減や、コントロールが重要な遊びなので、集中力を養うことにもつながるでしょう。

■ドッジボール

【やり方】

  1. チーム分けをする
  2. 各チームに、同じ個数のボールを配る
  3. 相手チームの人にボールを当てると、その人はアウトとなる
  4. アウトになった人は、コートの外に出て待機する
  5. 最後までアウトにならなかったチームが勝ち

【ポイント】
  • チームメイト同士が協力し合ってプレーすることが大切になるので、協調性を養える遊びです。
  • アウトになった選手はフェアプレーの精神でスタンバイするように、子どもたちにしっかりと説明をしましょう。

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7. ボールを使った遊びの注意点


ボールで遊ぶときは、子どもの安全に注意することが大切です。主なボール遊びの注意点は以下の3つです。

  • ケガをしないようにする
  • 体調管理をしっかり行う
  • 誤飲を防ぐ

■ケガをしないようにする

ボール遊びをするときは、机や椅子などの近くで遊ばないようにしましょう。特に、ボールを投げるゲームをするときは、ボールが周囲に飛び出さないように注意が必要です。
ボールを投げたり追いかけたりするうちに、子ども同士がぶつかったり、転んだりすることがあるので、十分な広さを用意することも忘れないようにしましょう。

■体調管理をしっかり行う

ボール遊びでは、子どもは全身を動かすので汗をかきやすくなります。遊ぶときは、こまめな水分補給と休憩を心がけましょう。
特に、暑い時期は熱中症にならないように注意が必要です。

■誤飲を防ぐ

スーパーボールなどの小さなボールは、子どもが誤って飲み込んでしまうことがあるので、遊びに取り入れる際には注意が必要です。
小さなボールを使うときは、事故が起きないように、保育者は子どもに十分な注意を払うようにしましょう。

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8. まとめ

ボール遊びは0歳児から保育に取り入れられる遊びです。遊び方のレパートリーも豊富で、子どもたちが飽きることもありません。ボール遊びは、子どものさまざまな能力を伸ばす動きが多いので、積極的に保育に取り入れましょう。


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小野寺和菜

求人あるあるの求人作成・記事執筆を担当。保育士。 保育士として認可保育園で5年間勤務。保育士経験に基づく求職者目線での記事作成が得意。

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