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障がい

2021年3月19日

障がい者専門の転職エージェントとは?利用するメリット・デメリットについて

「自分の理想のキャリアが描ける、今より良い会社に入りたい・・・」
転職をしたいと思い立った時、誰もがこのように感じているのではないでしょうか。

「今の会社も悪くはないけど、ステップアップして違う業務をやってみたい。給料をあげたい」という方もいれば、転職理由としてもっとも多い「人間関係・職場環境に悩んでいる」という方もいて、転職理由は人それぞれです。

転職をするにあたり、転職エージェントという存在をご存知かと思いますが、そこで、「そもそも転職エージェントって何?利用すると費用がかかるのか?メリットとデメリットは何があるのか?利用するとうまくいくのか?」などの疑問にお答えしていきます!

■転職エージェントとは


まず転職エージェントとは、転職希望の方と採用を考えている企業の間に立って、双方をマッチングさせるサービスを提供する業者のことを指します。

「エージェント」という言葉はよく耳にしたことがあるのではないでしょうか。例えば芸能界やプロスポーツ界でも、タレントエージェント・スポーツエージェントと言い、タレント・選手本人に代わって契約の交渉を行います。

改めて、エージェント (Agent)の定義は、本人から委任された代理権限の範囲内で、本人に代わって取引を行う者、とされています。

・希望条件にマッチしたおススメ求人を探して提案
・書類選考、応募
・履歴書、職務経歴書の添削やアドバイス、模擬面接
・面接日程の調整、企業との連絡
・勤務開始日や給与の交渉

上記サービスを受けるためには、まずはご希望のエージェントに「登録」することが必要になります。
一般的に「登録」というと、来社かWEB面談で実施し、ご自身の経歴や障がい状況、希望条件を伝え、個人情報の取り扱いにおける締結等を行います。

ちなみに、東京都内の民間企業で障がい者雇用を行っている企業数はどれくらいあるかご存知でしょうか?


上記は東京労働局の令和元年度のデータですが、東京都内の民間企業で障がい者雇用を行っている企業数は、なんと2万社を超えているのです。
そこで働く障がい者の数となるとこれも右肩上がりで、20万人おります。

提携しているエージェントのみが扱う非公開求人もあり、ご自身の力だけで世の中にたくさんある企業から希望に合った求人を見つけるのは至難の業です。

■転職エージェントを利用するメリット


障がい者に特化した転職エージェントはそれぞれ特徴を持っていますが、概ね共通していえる利用者メリットを3つにまとめます。

1)効率よく応募ができる
企業の数だけ受入れ環境が異なりますが、障がい特性によってはどうしてもミスマッチになってしまう企業もあります。
求人内容だけではなかなか判断できないことも多く、ミスマッチになる企業からすると、書類を通す選択には至りません。
応募してみないとわからない、というのもありますが、応募書類を作って応募するまでには少なくとも労力がかかってします。

その点、受け入れ態勢が整っている企業を事前に選定してくれるので、より集中して効率的に就職活動が行えます。
また、一度応募書類を提出すれば、あとはエージェントが企業ごとに書類選考をしてくれるので、応募ごとに書類を作る必要もありません。

2)ミスマッチの少ない企業と出会いやすい
まず、エージェントのサービスをなぜ無料で受けられるかが気になると思いますが、エージェントが紹介してくれる企業は、そのエージェントと提携を結んでおります。
企業から支払われる成功報酬が収入となっているので、求職者は完全無料で利用することができ、登録するだけで様々なサービスを受けることができるのです。

提携をするにあたり、エージェントは企業に訪問をして、職場を見学していることが多いです。直接企業の人事担当から採用したい層の希望を詳細に聞いているだけではなく、実際に自分の目で職場を見ているのは大きいですよね。

会社の雰囲気など、働いてみないとわからないことが多々あり、しかしそれこそが気になる所ですが、転職エージェントを利用するとそのような職場の雰囲気を事前に把握することもできるのです。

3)面接通過率が高くなる
書類は通過しても、いざ面接になると思うようなことが言えなかったり緊張したり、面接が苦手な方も多いのではないでしょうか。

面接という場は、質問と回答を繰り返すシンプルなものですが、面接官が質問を通して知りたいことを正確に把握して、自分をアピールしながらも端的に回答するという、会話のキャッチボールができるかを見られます。

話す内容はもちろん、意識すること、第一印象を左右する服装から目線、話し方次第で、同じ言葉を発しても受け手の印象はガラッと変わるのです。

そこで、そのようなアドバイスを踏まえて模擬面接を行うことで、受け手の印象を上げ、それは通過率の向上につながっていきます。伝えにくい希望配慮項目なども、意図せぬ受け手の解釈を招かないよう、事前にエージェントがすり合わせてくれるので、安心して面接に臨めるのもメリットです。

他にも、過去その企業がどういう質問をしたかという情報も蓄積されており、聞かれやすい質問内容をある程度事前に予測し、対策することもできます。

■転職エージェントを利用するデメリット


障がい者雇用専門の転職エージェントを利用する場合、もちろんメリットだけではなく、デメリットもあります。

ずばり1点あげると、担当コンサルタントとの相性です。
求職者が伝えた希望条件や配慮項目を企業に伝える際、履歴書・職務経歴書以外に推薦書を作ることが多いのですが、正確にコミュニケーションが取れていないと、自分の相性に合っていない求人を紹介されてしまうリスクもあります。

自分に合う担当に出会えるかは選べるものではないのですが、どうしても合わない場合は担当変更を希望する手もあります。

後は、1社だけではなく複数のエージェントに登録するのがおすすめです。上記リスクを防ぎやすくなるだけではなく、エージェントごとに得意なエリア・職種があり、紹介できる求人にも差があります。

ただし、多く登録しすぎると情報量が多くて全てを処理していけず、大事なところに時間を割けないことにもなりかねないので、2~3社の範囲で登録をするのが良いでしょう。

■まとめ


障がい者転職エージェントについて、そのサービス説明から利用メリット3つ、デメリットをお伝えしてきました。

転職エージェントをうまく活用し、プロのコンサルタントのアドバイスや有益な情報をもらうことで、より効率的に、より自分を魅力的に企業へアピールすることができます。
また、何よりもミスマッチの少ない企業と出会える確率が高くなるメリットは大きく、まずはサービスを体感してみるだけでも大丈夫です。

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