親子で楽しめる!保育園の運動会などにおすすめの1歳児向けのおもしろ親子競技7選を紹介
運動会は保育園の大きなイベントの一つです。
しかし、年中さんや年長さんとは違い、1歳児はまだ思うように歩いたり走ったりできないため、親と一緒に参加できる親子競技を検討している保育士さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、運動会が盛り上がるおもしろ親子競技7選と、競技のネーミングを考える際のポイントをご紹介します。
1. 【1歳児向け】保育園の運動会などでおすすめのおもしろ親子競技7選
まずは運動会などが盛り上がる、おもしろ親子競技7選のルールや準備物を詳しくご説明します。
■かけっこレース
運動遊びの基本となる「かけっこ」を親子競技で楽しみましょう。
シンプルで1歳児にもわかりやすいルールとアレンジしやすい点がポイントです。
基本ルール | 子どもがかけっこで、親がいるゴール地点を目指す |
競技の内容 | ハイハイができる0歳児向けの遊びです。 1. ゴール地点に親が立つ 2. スタート地点の子どもは先生の合図で親がいるゴールまで走る |
用意するもの | 鈴やタンバリンなど |
ポイント | ● シンプルなかけっこであれば事前準備が少ない ● 親が待っている場所を知らせるために、鈴やタンバリンなどを使って子どもの興味を引く |
他にも、ビニールテープなどで作ったくねくねとしたへびの道を走る、体育座りでおしり歩き、ハイハイなど、アレンジ次第でさまざまな変形かけっこが楽しめます。
■宝探しゲーム
お手玉や折り紙などのお宝を見つけて自分の宝箱に入れる、宝探しゲームも人気です。
基本ルール | 自分の宝箱を用意し、親と一緒にお宝を見つけてゴールを目指す |
競技の内容 | 1. 宝探しの範囲を確認する 2. スタートの合図で親と一緒にお宝を探す 3. 自分の宝箱に見つけたお宝を入れる 4. 親子で走ってゴールを目指す |
用意するもの | ● 自分の宝箱 ● お宝になるもの ● お宝を隠す箱など ● ゴールテープ |
ポイント | ● 自分の宝箱はあらかじめ作っておくと自分のものがわかりやすく、間違えにくい ● お宝を隠す箱には子どもが好きなキャラクターを描くなど、興味を引くように工夫する |
ここでは箱を使ってお宝を隠す方法を紹介しましたが、砂場にカプセルに入れたお宝を埋めて、スコップで探す方法も喜ばれます。
持ち帰ることができるお宝にすれば、親子競技の楽しい思い出になるでしょう。
■なりきり競争
親子で動物になりきってジャンプしながらゴール、抱っこでゴールなど、勝ち負けよりも一緒に楽しむことを意識した親子競技です。
基本ルール | 親子でお面の動物になりきってゴールを目指す |
競技の内容 | 1. スタート位置に子どもたちが並ぶ 2. 親はスタートとゴールの中間で動物のお面を持って子どもを待つ 3. スタートの合図で子どもたちが親のところまで行く 4. 親のところに着いたら、持っていたお面を子どもに付ける 5. 親子で動物になりきってゴールを目指す |
用意するもの | ● 犬やコアラ、うさぎなど動物のお面 ● ゴールテープ |
ポイント | ● お面を作る前に子どもたちにどんな動物になりきりたいか聞いておく ● お面を嫌がる場合、首から下げられるメダルで代用 ● 親子でコミュニケーションを取る。 |
動物以外に人気のキャラクターになりきるアイデアもあります。
その場合は下記の通りです。
競技の内容 | 1. 親は変身内容を書いたカードの場所で待機 2. スタートの合図で子どもたちが親のところまで行く 3. 親子でカードをめくって内容を確認 4. カードに書かれたキャラクターに仮装してゴールを目指す |
用意するもの | ● 変身内容を書いたカード ● 仮装用の衣装 ● ゴールテープ |
■乗りものにのろう
車やバスなどのダンボールカーに子どもを乗せて早さを競う、1歳児が喜ぶ親子競技です。ダンボールカーは事前に子どもと一緒に飾り付けをして準備すると、競技への関心が高くなります。
基本ルール | ダンボールカーに子どもが入り、親が紐を引っ張ってゴールを目指す |
競技の内容 | 1. スタート位置でダンボールカーに子どもが入り、親は紐を持つ 2. スタートの合図で親が紐を引っ張ってゴールを目指す |
用意するもの | ● 紐付きダンボールカー ● ゴールテープ |
ポイント | ● ダンボールカーは四角いダンボールに持ち手となる紐をつけますが、子どもが入っても壊れないように補強が必要 ● バスやパトカーなど、1歳児が興味のあるダンボールカーがおすすめ |
ロードコーンやマットで作る緩やかな丘を、障害物としてコースに作ってみるのもおもしろいでしょう。
乗りものでなくても、ダンボールを展開して無限軌道を作り、親子でハイハイしながら進むアレンジもおすすめです。
■うちわでシャボン玉
割れないシャボン玉や触れるシャボン玉を使った親子競技もあります。
基本ルール | うちわを使ってシャボン玉リレーをしながらゴールを目指す |
競技の内容 | 1. 2チームに分かれて親子で一緒に1つのうちわを持つ 2. それぞれのチームでシャボン玉を作る 3. スタートの合図でうちわをあおぎ、シャボン玉を順にリレーしながらゴールを目指す |
用意するもの | ● 割れないシャボン玉 ● うちわ |
ポイント | ● シャボン玉を落としたらスタートからやり直す ● あおいでゴールを目指すのが難しい場合は、うちわにシャボン玉を乗せてリレーするなど |
シャボン玉を風船に変更して、うちわ風船リレーにしてもよいでしょう。
■お片付け玉入れ
自分チームの陣地にあるボールをかごに入れてお片付けの速さを競う
基本ルール | うちわを使ってシャボン玉リレーをしながらゴールを目指す |
競技の内容 | 1. 2つのチームに分かれる 2. スタートの合図で自分のチームの陣地にあるボールやお手玉を親子でかごに入れる 3. 早く片付けられたチームが勝ち |
用意するもの | ● かご ● ボールやお手玉 |
ポイント | ● ボールを投げなくてもお片付けができるように、かごは低い位置に置く ● ビニールテープやカラーマットで陣地をわかりやすくするのもおすすめ |
■借り物競争
年中さんや年長さんの競技として取り入れることが多い借り物競争も、親子競技にアレンジすることで1歳児も楽しく取り組めます。
基本ルール | 親子でカードに書かれた品物を借りてゴールを目指す |
競技の内容 | 1. 親子でスタートする 2. スタートとゴールの中間に置かれたカードをめくり、品物を確認する 3. 親子でカードに書かれた品物を探して一緒にゴールを目指す |
用意するもの | ● 品物の名前や絵が書かれたカード ● ゴールテープ |
ポイント | ● カードは1歳児も確認できるように、文字だけでなく絵も描くのもおすすめ ● 品物には帽子やタオルなど、たくさんの人が持っていて借りやすく、持ち運んでも壊れない軽いものを指定する |
品物を借りるだけでなく、「○○の先生」「茶色い帽子をかぶっている人」などお題を変えて「借り人競争」にするのも、全員が参加できて盛り上がります。 無料会員登録はこちら
2. 子どもたちに楽しんでもらうためには「競技ネーミング」が重要
子どもたちに親子競技を楽しんでもらうためには、インパクトがあっておもしろいネーミングが重要ですが、「ネーミングに迷っている」という保育士さんも多いのではないでしょうか。
競技ネーミングを考える際のポイントは下記の通りです。
● 競技の動作からつける
● 普段の子どもたちを振り返る
● 子どもたちに人気のアニメや映画のタイトル、キャラクターなどからつける
具体的には、かけっこなら「よーいドン」や「ハイハイレース」「よちよちレース」がよく使われています。
どれも競技の動作をヒントにつけられており、子どもたちは自分がなにをすればいいのか思い浮かびやすい点がポイントです。
3. まとめ
1歳児はまだ思うように歩いたり走ったりできず、月齢によってもできることに差があります。
そのため、競うよりもまずは親子でコミュニケーションをとることを考えて、親子で楽しめるようなおもしろい競技を取り入れましょう。
この記事を参考に、ぜひ運動会などのイベントを盛り上げてください。
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