お正月におすすめの壁面製作アイデアをご紹介！お正月の飾りに使える製作も

日本の伝統的な行事であるお正月は、子ども達にとっても楽しみな行事です。お正月の歌や読み聞かせを通してお正月への関心を高めつつ、壁面製作で親しみをもたせましょう。
この記事では、子どもと作れるお正月用の壁面製作のアイデアをご紹介します。
子ども達がお正月に興味をもって取り組めるよう、ぜひ参考にしてみてください。

1. 壁面製作を通じてお正月を味わおう 2. お正月におすすめの壁面製作アイデア ■お正月に作りたい手作りかるた ■個性を活かした絵馬 ■画用紙で縁起物のだるまさん ■自由に飾り付けて手作り羽子板 ■指スタンプで獅子舞の壁面製作 ■紙皿で簡単に作れるコマ 3. お正月の飾りに使える製作アイデア ■トイレットペーパーの芯で門松 ■新聞紙を丸めて作る鏡餅 ■紙皿で作るお正月リース 4. まとめ

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1. 壁面製作を通じてお正月を味わおう

旧年が無事終わり、新しい年を祝う行事をお正月と言います。
お正月に向けて風習や正月飾りの意味合いについて伝えることは、子ども達がお正月への理解を深められるよい機会です。
壁面製作を通して日本の伝統行事に親しみをもちながら、積極的に製作に取り組める環境作りに努めましょう。

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2. お正月におすすめの壁面製作アイデア

1、2歳からできるお正月の壁面製作におすすめのアイデアをご紹介します。必要な道具や手順、ポイントを説明するので、参考にしてください。

■お正月に作りたい手作りかるた

お正月遊びの定番、手作りかるたを作ります。
子ども達の個性的な絵が見られるほか、ひらがなの学習や言葉の習得も期待できるでしょう。

【用意するもの】
● 色画用紙（白・台紙用）
● 色鉛筆
● はさみ
● のり

【作り方】
1. 色画用紙を長方形に切る
※白の画用紙は一回り小さく切っておきます
2. 台紙の色画用紙に白の画用紙を重ねて、のりで貼る
3. 白の画用紙に枠を書き、右上にひと文字書いて丸で囲む
4. 文字に合わせた絵を描く

【ポイント】
● はさみが難しい場合は、あらかじめ画用紙を切っておくとスムーズです。
● 文字に合わせた絵が描けないときは、絵本や生活からヒントを与えてあげましょう。

■個性を活かした絵馬

初詣でよく見る絵馬は本物に書く機会がない分、子ども達の興味が集まる製作です。
年齢に配慮しながら個性的に仕上げましょう。

【用意するもの】
● 絵馬の形に切った色画用紙
● シール
● 折り紙
● 水性ペンやクレヨン
● のり
● はさみ
● 絵の具

【作り方】
1～2歳児向け（花餅をシールで表します。）
1. 絵馬の色画用紙に花餅の枝を書き、枝の上に丸シールや梅の花のシールを貼る
2. 絵馬に願い事や目標を書く

3～5歳児向け（折り紙で作った作品を貼ることで立体感を出します。）
1. 絵馬の色画用紙に、折り紙で折った富士山や切り絵で作った梅の花をのりで貼る
※または、絵の具を使って梅の花を描く
2. 絵馬に願い事や目標を書く

【ポイント】
● 年齢によって使う道具や画材を選定するのがおすすめです。
● 絵の具で梅の花を描く場合は、事前に梅の木を観察できる機会があるとよいでしょう。

■画用紙で縁起物のだるまさん

転んでも起き上がるだるまは、縁起物としてお正月に飾られることがほとんどです。
子ども達の作る表情豊かなだるまで壁面を飾りましょう。

【用意するもの】
● 色画用紙（白・赤・薄だいだい）
● 水性ペンやクレヨン
● はさみ
● のり

【作り方】
1. 赤の画用紙をだるまの形に切る
2. 薄だいだいの画用紙をだるまの顔の形に切る
3. 白の画用紙をだるまの目の形に切る
4. 1のだるま型に2の顔を貼る
5. 4の顔に2で作った目を貼る
6. ペンやクレヨンを使って自由にだるまの顔を描く

【ポイント】
● 1～2歳児が作る場合は、切る部分を保育士が行い、貼る作業と顔を描く作業に取り組んでもらいましょう。
● 画用紙にあらかじめ切り取り線を書いておくとスムーズに作業できます。

■自由に飾り付けて手作り羽子板

お正月遊びでよく取り上げられる羽根つきですが、実際に羽子板を使った経験のない子どももいるでしょう。
実際に遊んでみてから製作に入れると、より子どもの関心が高まるかもしれません。

【用意するもの】
● 画用紙
● スポンジ＋輪ゴム（スタンプ用）
● シール
● 絵の具
● はさみ

【作り方】
1. 画用紙を羽子板の形に切る
2. 正方形のスポンジを十字に輪ゴムで縛る
3. 羽子板の画用紙にスポンジで絵の具をスタンプをして花柄を作る
4. シールで装飾する

【ポイント】
● 絵の具は少なめの水で溶くようにしましょう。

■指スタンプで獅子舞の壁面製作

指スタンプで作る製作は、低年齢からできるのでおすすめです。
獅子の顔のパーツを準備すると、個性的な作品に仕上がります。

【用意するもの】
● はさみ
● のり
● 画用紙
● 水性ペンやクレヨン

【作り方】
1. 獅子の形に色画用紙を切る
2. 獅子の顔を作る
※顔のパーツを作っておいて貼ることも可能です
3. 獅子の顔と体をのりで貼る
4. 絵の具を使って獅子の体に指スタンプを押す

【ポイント】
● 絵の具は薄めすぎないように準備してください。
● 違う色を使用することを考えて、指を拭く用の濡れタオルを用意しましょう。

■紙皿で簡単に作れるコマ

紙皿のコマは少ない材料で作れて、オリジナル性の高いおすすめの製作です。
低年齢でも簡単に作れます。

【用意するもの】
● 紙皿
● ペットボトルの蓋

【作り方】
1. 紙皿の裏面に十字を書いて折り目を付ける
2. 表の中心にペットボトルの蓋を貼り付ける
※ペットボトルの蓋は平らな面を貼り付けます
3. 紙皿に自由に絵を描く

【ポイント】
● 折り目をしっかり付けておくとよく回ります。
● 一度回してみてから絵柄を付け加えてもよいでしょう。

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3. お正月の飾りに使える製作アイデア

お正月飾りの製作は、園で楽しんだ後も持ち帰って自宅に飾れるのでおすすめです。
ここからは、身近なもので作れるお正月飾りの製作アイデアを紹介していきます。

■トイレットペーパーの芯で門松

門松はお正月の飾りとして有名で、華やかさもあるのでお正月用の製作にピッタリです。

【用意するもの】
● トイレットペーパーの芯3つ
● 黄緑の画用紙（11.5×15cm）3枚
● 緑の画用紙（30×15cm）
● 和柄の折り紙
● はさみ
● のり
● 両面テープ

【作り方】
1. トイレットペーパーの芯にのりを付け、黄緑の画用紙を巻く
2. トイレットペーパーの芯の上部を斜めに切って竹を作る
3. 竹3本を両面テープでくっつける
4. 緑の画用紙の真ん中に和柄の折り紙を貼る
5. 画用紙の上下の余白に2cm間隔で切れ目を入れる
6. 画用紙の裏に両面テープを貼り、竹を巻いていく
7. 切り込みを折り返す

【ポイント】
● 竹3本は真ん中が高くなるようにくっつけると、バランスがよいでしょう。
● 画用紙で竹をまくとき、下から3cm程ずらして貼るときれいに見えます。
● 門松の真ん中にモールなどでしめ縄にするとより本物に近づきます。