保育園のクリスマス製作で何を作る?ツリーやサンタ、オーナメントなどの製作アイディア
クリスマスが近づくと、保育園はクリスマスの飾りつけやクリスマス会の準備で忙しくなります。子どもたちにとってもクリスマスは楽しみな行事なので、ツリーやリースなどの飾りつけを見てうきうきする子どもも多いことでしょう。この記事では、保育園でできるさまざまなクリスマス製作アイディアを紹介します。子どもたちが楽しいクリスマスを迎えられるように、ぜひ参考にしてみてください。
1. 保育園でクリスマス製作を楽しもう
クリスマスは、子どもたちにクリスマスの意味や関心をもってもらうよい機会です。クリスマス当日だけでなく、クリスマスを迎えるまでの準備も子どもたちと一緒に行うことで、行事への理解が深まります。
また、クリスマスはツリーやリース、サンタ、トナカイといったモチーフも多く、年少~年長クラスまで製作できるものが幅広くあります。製作したものを使って絵本や紙芝居を活用し、クリスマスの由来や意味を伝えていきましょう。
2. クリスマスツリーやリースの製作
身近なものを利用して作る、クリスマスツリーやリースの製作アイディアについて紹介します。用意するもの、作り方や手順、ポイントを説明するので参考にしてください。
■画用紙とカップで立体クリスマスツリー
クリスマスの象徴ともいえるツリーを、画用紙と紙コップで作ります。自由な発想で飾りつけられるので、楽しみながら作業ができるでしょう。かわいらしいクリスマスツリーは、園内の装飾品として使うことも可能です。
【用意するもの】
● 色画用紙
● 紙コップまたはアイスクリームカップ
● 折り紙
● はさみ
● のり
● クレヨン
【作り方】
1. 画用紙に同じ大きさのクリスマスツリー型を2枚作る
2. ツリーの中央部分に、1枚は上から3分の1ほど切り込みを入れ、もう1枚は下から3分の2程度に切り込みを入れる
3. ツリーにクレヨンで飾りや絵を描く
4. 折り紙をちぎって紙コップに貼る
5. ツリーを十字になるように差し込む
6. 紙コップの淵に4か所均等に切り込みを入れ、ツリーを差し込む
7. 折り紙で作った星に切り込みを入れ、ツリーのてっぺんに差し込んで完成
【ポイント】
● 折り紙で星や飾りを作って飾りつけをしてもよいでしょう。
● 年少クラスでは、クリスマスモチーフのシールなどを用意するのもおすすめです。
■みんなの手形でツリーの壁面製作
クリスマスツリーやリースを飾ることで、楽しいクリスマスが近づいてくる実感がわきます。手形アートは、みんなで作る作品にもなり、自由に表現できる楽しみが実感できまるでしょう。
【用意するもの】
● 模造紙
● 水彩絵の具(手形:緑、オーナメント:赤、ピンク、黄)
● 新聞紙
● 筆
● 絵の具を溶く大きめの容器(手が入るサイズ)
● 茶色の画用紙(ツリーの木の部分)
【作り方】
1. 絵の具を水で溶く
2. 模造時にあらかじめ三角の型を書いておく
3. 画用紙で木の部分を貼っておく
4. 手形スタンプをツリーの形になるように押していく
5. ピンクや赤のオーナメントを筆で描いていく
【ポイント】
● 子どもの手を紙の上においたら、保育士がやさしく押さえて補助するとよいでしょう。
● 絵の具は、水の入れ具合で濃度を調整してください。
■紙皿と折り紙でクリスマスリース
紙皿と折り紙で作るクリスマスリースは、折り紙をちぎるなど指先を使って簡単に製作できるので、年少クラスでも作ることができます。身近な材料で作れるのも、クリスマスの製作におすすめです。
【用意するもの】
● 紙皿
● 折り紙
● リボン
● フェルトボールやシールなどデコレーション素材
● のり
● はさみ
【作り方】
1. 紙皿の中心を切り抜きリース型にする
2. 折り紙をちぎって紙皿全体に貼る
3. 折り紙やフェルトボール、シールなどで飾りつけをする
4. 真ん中にリボンを貼って完成
【ポイント】
● 折り紙は緑に限らず、他の色を使っても楽しめます。
● はさみで切る作業が難しい場合は、補助してあげるとよいでしょう。
● 年長向けには、毛糸を巻きつけて作ったり絵の具を塗ったりして作るさまざまなアレンジリースもできます。
3. サンタやトナカイの製作
サンタやトナカイなど、クリスマスを代表するモチーフの製作遊びは、作るだけで楽しい雰囲気を味わえます。子どもたちと一緒に作りながら、サンタの由来やトナカイの特徴を理解できるようにしてあげましょう。
■トイレットペーパーの芯でサンタとトナカイ
サンタやトナカイを、トイレットペーパーの芯を使って作ります。必要な材料も少なくて簡単に作れるので、年少クラスでの製作にもおすすめです。表情のあるものは、見ているだけで楽しくなります。
【用意するもの】
● トイレットペーパーの芯
● 色画用紙
● クレヨン
● のり
● はさみ
【作り方】
1. トイレットペーパーの芯に、のりをつけた画用紙を巻きつけてサンタとトナカイの土台を作り、はみ出た部分は内側に折り込む
2. 画用紙でサンタとひげや帽子、トナカイのつのや鼻などのパーツを作る
3. のりを使って土台にパーツを貼る
4. クレヨンで目、鼻、口、服を描いたら完成
【ポイント】
● 毛糸やひもを内側に貼ってオーナメントにすることも可能です。
● お人形として、ごっこ遊びとしても遊べます。
■手形や足形で作るかわいいトナカイ
手形や足形で、トナカイに見立てた製作物を作りましょう。年少クラスでも楽しめる手形や足形は、絵の具の感触やおもしろさを実感できるほか、色の認識につながります。
【用意するもの】
● 画用紙(白)
● 絵の具
● 折り紙
● サインペンまたはクレヨン
【作り方】
<足形>
1. 足の裏に絵の具を塗り、白画用紙に足形をとる
2. かかとをトナカイの頭にして、折り紙でつのや鼻を作る
3. 目をペンで描いたら完成
<手形>
1. 白画用紙に茶色の絵の具を使って、手形を2枚とる(角の部分)
2. 輪郭を切り抜き、画用紙で前もって作っておいたトナカイの顔に手形を貼って完成
【ポイント】
● 手形、足形の製作は床や机が汚れないようにビニールシートを敷くとよいでしょう。
● 汚れてもよい服装やスモックの着用がおすすめです。
■クリスマス製作でサンタの帽子作り
サンタの三角帽子は、クリスマスの雰囲気を味わうのにおすすめの製作物です。手作りのかわいい帽子は、クリスマス会などにも使うことができます。
【用意するもの】
● 画用紙(赤)
● 綿
● シール
● 定規
● 鉛筆
● コンパス
● セロハンテープ
● 穴あけパンチ
● ゴムひも
● はさみ
【作り方】
1. 画用紙を扇状になるようにカットし(角度は130度)、円すいに丸めてテープで止める
2. 三角帽子の下に両面テープを1周貼る
3. テープをはがし綿を貼る
4. 帽子にシールを貼って飾りつけをする
5. 2か所穴を開け、ゴムひもを通す
【ポイント】
● 色画用紙の色を変えて、トナカイやツリーなど他のモチーフを作ることができます。
● 定規と鉛筆、コンパスで扇形を描くところは、前もって準備しておくと製作が進めやすいでしょう。
4. クリスマスオーナメントの製作
クリスマスツリーにつけるオーナメントには、いろいろなモチーフがあり、作ったオーナメントを壁やツリーに飾りつける作業も楽しみの一つです。ここでは、身近な素材で作ることができるオーナメントを紹介します。
■紙粘土でクリスマスオーナメント
こねたり丸めたりすることでいろいろな形を作ることができる紙粘土は、手や指を動かしながら好きな形を作る楽しみを覚えます。自由な発想でクリスマスのオーナメントを作りましょう。
【用意するもの】
● 紙粘土
● クッキー型
● ストロー
● 絵の具、パレット、装飾ビーズなど
● 下に敷くもの
【作り方】
1. 粘土をこねる
2. クッキー型で型をとる
3. ストローで吊り下げる穴を開ける
4. 絵の具で色を塗る
【ポイント】
● 色付けは、粘土が乾いてから行いましょう。
● クッキー型がない場合、瓶の蓋や模様などを描いたり、自分で好きな形を作ったりするのもおすすめです。
■綿を使って雪だるまオーナメント
綿とビニール袋で作る雪だるまは、冬の季節が楽しくなるアイテムです。年少クラスでも作ることができて、おもちゃにして遊べます。
【用意するもの】
● 綿
● 白いポリ袋
● 紙コップ
● 毛糸
● 画用紙
● 接着剤
● はさみ
【作り方】
1. ポリ袋に綿をつめて上部を軽く結ぶ
2. 15cm程度に切った毛糸4.5本を雪だるまのマフラーになるように結ぶ
3. 画用紙で目、鼻、口を作り接着剤で貼る
4. 色を塗った紙コップを、雪だるまの頭にのせて完成
【ポイント】
● ビニール袋がない場合は、ラップで丸めたものを2個用意する方法もあります。
● 毛糸を結ぶのが難しい子どもは、補助してあげるとよいでしょう。
● 毛糸がない場合、モールで代用ができます。
■紙皿で作るクリスマスツリーやベル
保育園では、紙皿を使った製作物もさまざまあります。紙皿はやわらかく扱いやすいため、年齢を選ばずに製作に向いている素材です。年齢に合わせた作品作りをしていきましょう。
【用意するもの】
● 紙皿
● 穴あけパンチ
● ひも
● 絵の具
● のり
● 鈴(ベル)
● 丸シール(ツリー)
【作り方】
<ベル>
1. 紙皿に絵の具を塗る
2. 穴あけパンチで1か所穴を開ける
3. 鈴を通したひもを通す
4. 三角になるように紙皿を両端から折って完成
<ツリー>
1. 紙皿に絵の具を塗る
2. 紙皿を3等分にカットする
3. カットした紙皿をツリーの形になるように重ねてのりで貼る
4. 丸シールで装飾し、1番上に穴を開けてひもをつけて完成
【ポイント】
● 紙皿の代用で、画用紙で作ることもできます。
● ベルははさみを使わないので、年少クラスの子どもにもおすすめです。
5. スノードームの製作
ここでは、スノードームの製作方法を紹介します。スノードームはペットボトルや空き瓶を使って作りましょう。動きのある製作物は子どもたちに人気があり、クリスマス以外でも冬におすすめの製作アイテムです。
■振って楽しむ手作りスノードーム
ペットボトルで作るスノードームは、振って楽しめる製作物です。完成した後は、中に入れたものがどんな動きをするか、子どもたちは夢中になって楽しんでくれます。
【用意するもの】
● ペットボトル(200mlサイズ)
● 水
● 液体のり
● ラメ、ビーズ、スパンコールなど
● ビニールテープ
【作り方】
1. ペットボトルにラメ、ビーズ、スパンコールを入れる
2. 水を半分程度入れる
3. ラメなどの落ちるスピードを確認しながら、液体のりを少しずつ入れる
4. キャップを閉めてビニールテープで固定して完成
【ポイント】
● お手本を見せながら作ると製作しやすいでしょう。
● 新聞紙などの上で作業してください。
● 液体のりは透明度の高いものを使うときれいに作れますが、誤飲しないように注意しましょう。
● フィルムにカラーペンで絵を描いたものなどを入れてオリジナルの作品を作ることもできます。
■空き瓶を使って手作りスノードーム
ジャムなどの空き瓶を使って、目で見て楽しむスノードームを作ることができます。どんなものを作りたいかイメージして作ることで、楽しみが増すでしょう。
【用意するもの】
● 空き瓶(蓋が大き目のもの)
● スポンジ
● 飾り(ミニチュア、ビーズ、スパンコール、スノーパウダーなど)
● 液体のり
● 水
● 接着剤
● はさみ
【作り方】
1. 空き瓶の蓋にスポンジを接着剤で貼り、その上にミニチュアの飾りを固定する
2. 瓶に水と液体のりを半分ずつ入れる
3. ビーズやスパンコールなどの飾りを入れる
4. 蓋を閉める
5. ビニールテープで固定し、瓶を逆さにしたら完成
【ポイント】
● テーブルの上に新聞紙などを置いて、汚れないように対策してください。
● 子どもが誤飲しないよう注意しましょう。
● あらかじめ絵を描いておくとスムーズに進みます。
6. まとめ
今回は、保育園で作るクリスマスに使える製作アイディアを紹介しました。クリスマスは壁に飾るものから立体的なもの、みんなで作れるものまでたくさんあるので、年齢に合わせて取り入れていくとよいでしょう。クリスマスにちなんだ製作物を作ることで、行事やクリスマス本来の理解も深まります。楽しみながら子どもたちの思い出に残るクリスマス作品を作っていきましょう。
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