保育園で贈る誕生日カードのメッセージ例を年齢別・内容別に紹介!
園児の誕生日に誕生日カードを保育士からプレゼントする機会もあるでしょう。せっかく書くなら、園児に喜んでもらえるとっておきの一枚にしたい方も多いのではないでしょうか。
しかし、「ありきたりな文章になってしまう」「何に注意して書けば良いか分からない」など、書き方に悩んでいる保育士もいるかもしれません。
たしかに、考えなしに書いていると、いつの間にか、どの子のカードも似通った文章になってしまう可能性があります。
そこで本記事では、「とっておきの誕生日カードを贈ってあげたい」と考える保育士さんに向けて、園児に贈る誕生日カードのメッセージ例を年齢別・内容別に紹介します。
1. 保育園で誕生日カードをプレゼント!
保育園での一年で、子どもは大きく成長します。誕生日を迎えたら、とっておきの誕生日カードをプレゼントし、祝ってあげましょう。
園児に誕生日カードをプレゼントすることは、園児が喜ぶと共に、親御さんが子どもの成長を実感する機会にもなります。
一年を振り返れば、体も大きくなり、コミュニケーションや生活力が身につくなど、できるようになることも多くあるでしょう。
誕生日カードをもらうことで、園児は保育士からの愛情を感じ、もっと褒められたい、もっと成長しようとより頑張るようになるかもしれません。誕生日カードでは、そんな子どもの成長を更に後押しするものとして、非常に重要な役割を果たします。
無料会員登録はこちら2.保育園で誕生日カードを贈る際のポイント
誕生日カードを贈る際、基本的な書き方として、次の3点に注意するようにしましょう。
● ひらがなで大きく書く
● 分かりやすい表現を使う
● 子どもが好きなキャラクターを書く
これをすることで、未就学の保育園児たちでも誕生日カードをより喜んでくれるようになります。以下から注意点を細かく説明します。
■ひらがなで大きく書く
誕生日カードは、子どもでも読みやすいよう、ひらがなで、大きく分かりやすく書いてあげましょう。
✕ | 〇 |
お誕生日おめでとう!HAPPY BIRTHDAY ! | おたんじょうび おめでとう! |
まだ文字が読めない子も、先生からの手紙を読みたくて、親に聞くなどして手紙を読もうとします。そのため、手紙は文字を覚えたての子どもでも読みやすいように書くことが重要です。
■分かりやすい表現を使う
言葉の選び方も、子どもに分かりやすいものにするよう、配慮しましょう。
✕ | 〇 |
食欲旺盛 | もりもりたべる |
活発 | げんきいっぱい |
協調性 | なかよし |
子どもはまだ言葉の習得も不十分で、日ごろから「〇〇ってどういう意味?」と大人に聞きながら覚えていっています。
子どもが手紙を読んだとき、自分が分からない言葉で書かれていると気持ちも伝わりづらくなってしまいます。園児との日ごろの会話で使っている、簡単な言葉をチョイスするようにしましょう。
■子どもが好きなキャラクターを書く
特にまだ文字が読めない子どもの場合は、好きなキャラクターをカード内に書いて可愛く装飾してあげると喜んでくれるでしょう。
保育士からのメッセージと共に、そのキャラクターに吹き出しを作り、さらに一言添えてあげると2倍嬉しく感じてもらえるかもしれません。
保育士さんは、子どもの服装や日ごろの問いかけの中で、子どもの好きなキャラクターをチェックしておくと良いでしょう。
無料会員登録はこちら3. 保育園で贈る誕生日カードの内容
誕生日カードに書く文章には、以下の内容を含めると、それぞれの子だけに向けた、オリジナルの一枚にすることができます。
● お祝い
● 成長の振り返り
● 頑張っていることを褒める
● 印象的なエピソード
それぞれの注意点について、以下から詳しく説明します。
■お祝い
ただのお便り文にならないよう、冒頭でお誕生日をお祝いする言葉を入れましょう。ここも文字をカラフルに装飾するのがおすすめです。
「〇〇ちゃん 〇さいの おたんじょうびおめでとう!」など、年齢・名前も書いてあげると良いです。園児とその親御さんにとって、待ち望んだ誕生日です。「〇歳になったんだ」と実感してもらえるものにしましょう。
■成長の振り返り
次に、子どもの成長をここで書いて褒めてあげましょう。例えば、「フラフープをじょうずにまわせるようになったね」「おりがみで、かぶとをつくれたね」などです。
これは子どもが先生に見てもらっているんだという喜びを感じてもらうためと、親御さんにとっても、我が子の成長を実感してもらうため、書いておきたい内容です。
いつも園児を見ている保育士さんだからこそ気付ける成長ポイントを書いてあげると、親御さんにとっても新たな発見となり、喜んでもらえるかもしれません。
■頑張っていることを褒める
「〇〇ちゃんは、~~をがんばっているね。」など、子どもが頑張っている姿を褒め、応援してるよ、というメッセージを添えてあげましょう。
これを書くことで、子どもは先生に見てもらえている、褒めてもらえたと喜び、より一層張り切って物事に取り組むようになります。
■印象的なエピソード
園での子どもの印象に残っている言葉やリアクションがあれば、それを書いてあげると良いでしょう。例えば「このまえは『これ、おじいちゃんにプレゼントするんだ』といっしょうけんめいおりがみをつくっていたね。」などです。
保育園には、遠足やクリスマスなど、さまざまなイベントがあります。そこでの思い出エピソードや、その時撮った写真を切り抜いて貼ってあげると、お誕生日カードでもあり、思い出を振り返れるとっておきのカードにもなります。
無料会員登録はこちら4.保育園で贈る誕生日カードのメッセージ例
誕生日は、子どもの成長を実感できる機会です。保育園に通う年齢の子どもたちは、一年で大きな成長を遂げていきますので、メッセージはその成長を振り返りつつ、作成していきましょう。
以下からは、子どもの成長に応じ、年齢別におすすめの例文を紹介します。子どもそれぞれの成長や、印象的なエピソードを交えつつ、アレンジして作成してみてください。
■1歳児向けの例文
1歳児にとっては、生まれて初めての誕生日です。気持ちを込めて、誕生日を祝ってあげましょう。まだ文字は読めないので、キラキラシールを貼ったりして、可愛くデコレーションするのがおすすめです。
【例文】
えがおがすてきな〇〇ちゃん、1さいのおたんじょうびおめでとう!
マットでいつもにこにこたのしそうにあそぶ〇〇ちゃんが、せんせいはだいすきです。
これからもげんきいっぱい、ほいくえんをたのしんでください。
■2歳児向けの例文
2歳になると歩けるようになり、行動範囲がぐんと広がります。好奇心旺盛に、いろんな発見をしていく姿を褒めてあげると良いでしょう。
言葉も覚え始める時期なので、親御さんが読み聞かせてくれます。園でのお子さんの様子を知らせ、親御さんにも喜んでもらえる文にするとより良いです。
【例文】
〇〇くん、2さいのおたんじょうびおめでとう!
いつもせんせいのおうたをからだをいっぱいうごかして、たのしそうにきいてくれてありがとう。
さいきんは「ひげじいさん」のおうたをおぼえたよね。せんせいは、〇〇くんのうたごえから、いつもげんきをもらっています。
これからも、みんなにげんきをあたえる〇〇くんでいてください。
■3歳児向けの例文
3歳になると、徐々に身の回りのことも自分でできるようになってきます。できるようになったことを褒め、より生活力向上を後押ししていける一言を添えてあげると良いでしょう。
【例文】
いつもげんきいっぱいの〇〇くん。3さいになったね!おたんじょうびおめでとう。
「もうすぐ3さいになるんだよ」とうれしそうにいっていたけど、せんせいも〇〇くんがたんじょうびをむかえたこと、とってもうれしいです。
さいきんはおきがえもひとりでできるようになって、すっかりおにいさんですね。きゅうしょくも、もりもりたべてくれてうれしいです。こんどはにんじんさんにもちょうせんしてみましょう♪
■4歳児向けの例文
4歳児は、友達と協力したり、言葉で上手にコミュニケーションをとったりなど、徐々に社会性が身についていきます。また、身の回りのことも一人でできるようになり、ルール意識も身に付き、生活力もぐんと成長する時期です。
このような成長の階段を上がっている様子を書いてあげると、親御さんにも喜ばれるでしょう。
【例文】
〇〇ちゃん、4さいのおたんじょうび、おめでとう!
おもちゃのかたづけを、いちばんはやくにやってくれる〇〇ちゃん。みんなのおてほんになってくれて、ほんとうにすてきなおねえさんになったね。
ともだちもたくさんできて、なかよくおままごとしているすがたを、せんせいもいつもうれしくみているよ。このまえは、△△ちゃんがさがしているおもちゃを、いっしょにさがしてあげていたね。ともだちおもいで、やさしい〇〇ちゃんが、せんせいはだいすきです。これからも、みんなにやさしい、すてきなおねえさんになっていってください。
■5歳児向けの例文
5歳になると、社会性が更に発達し、友達と協力して何かをやり遂げる達成感を感じたり、あらゆることに興味を示し自ら知ろうとしたりするようになります。
自分で読めるひらがなも増えているため、より子どもに語りかける口調で書いてあげても良いかもしれません。
【例文】
〇〇くん、おたんじょうびおめでとう。5さいになったね!
ともだちとせんたいごっこにはまっている〇〇くん。このまえは、〇〇くんがだいすきなキャラクターを、ともだちにゆずってあげていたね。せんせいには、〇〇くんがかっこいいヒーローにみえたよ。
これからも、おともだちみんなにやさしい、〇〇くんでいてね。
■6歳児向けの例文
6歳になると、いよいよ小学校入学を間近に控えています。入園から、随分とおにいさん/おねえさんになったことを褒め、また小学校を意識して、成長の意欲をさらにかき立てる言葉を添えてあげると良いでしょう。
【例文】
〇〇ちゃん、6さいのおたんじょうび、おめでとう!
はるからは、たのしみにしていたしょうがっこうだね。〇〇ちゃんはしっかりものだから、きっとしょうがっこうでも、いいこでがんばれるよね。
せんせいはまいあさ、〇〇ちゃんのげんきいっぱいのあいさつをきくのがだいすきです。そのあかるいこえで、4がつからがっこうのせんせいや、クラスのおともだちをげんきにしてあげてね。
5. 誕生日カードにポップアップカードを添えるのもおすすめ
誕生日カードでより特別感を出したいとき、ポップアップカードにしてみるのもおすすめです。
以下からは、ポップアップカードのおすすめポイントと作り方について紹介します。
■ポップアップカードとは?
ポップアップカードとは、開くと立体に飛び出すカードのことです。
お誕生日カードやクリスマスカードでよく使われ、花束やプレゼントBOX、ケーキなど、さまざまなものを立体に飛び出すように作ることができます。
これにより特別感を演出することができ、子どもの「どうやってできているんだろう?」と考える好奇心をかき立てることにも役立つでしょう。
■ポップアップカードの作り方
【用意するもの】
・ 画用紙(2~3色)
・ スティックのり
・ はさみ
・ デコレーション用のペン、シールなど
【所要時間】
~30分程度
【手順】
1. ベース用の画用紙(A)と、飛び出す部分を作る画用紙(B)を用意する。
2. 画用紙Bを画用紙Aより一回り(1cm程度)小さく切る。
3. 画用紙Bを半分に折り、折り目上で飛び出させたい部分に縦に2本はさみで切り込みを入れる。
4. 画用紙Bを開き、切り込みを入れた部分を表側に押し出し、飛び出させる。
5. 飛び出した部分に、子どもが好きなキャラクターや子どもの写真、ケーキの絵などを貼る。
6. 画用紙Bの裏面に画用紙Aを重ねて、のりで貼って固定する。
7. カードにメッセージを書いたり、シールを貼ったりなど装飾して完成。
6. 保育園で贈る誕生日カードのまとめ
保育園で園児に贈る誕生日カードを作る際は、その子に向けたオリジナル感を出してあげることが重要です。
メッセージは、子どもの成長した部分を褒め、さらなる成長の意欲をかき立てる内容にすると良いでしょう。
また、まだ文字が読めない園児には、シールやキラキラのペンで装飾したり、園児が好きなキャラクターの絵を描いてあげたり、飛び出すカードにしてあげたりなど、子どもの興味を引く見栄えにしてあげることも欠かせません。
その子の成長を知る保育士さんだからこその視点で、是非とっておきの一枚をプレゼントしてあげてください。
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