おすすめのじゃんけん遊び9選!じゃんけん遊びの狙いやポイントについても紹介
誰もが一度はやったことがあるじゃんけん遊びは、2人から遊べるものや大人数で遊べるもの、低年齢から遊べるものなど、その種類はさまざまです。
本記事では、じゃんけん遊びを行う狙いや教える際のポイント、さまざまなじゃんけん遊びをご紹介します。どのようなじゃんけん遊びがあるのか知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
1. じゃんけん遊びを行う狙い
じゃんけん遊びは、じゃんけんそのものでも楽しく、さらに他の遊びを行う際にも使えます。さまざまなことを学べるじゃんけん遊びですが、行う狙いとして大きいのは下記の2点です。
● ルールに沿った遊び方を学ぶ
● 友だちと一緒に遊ぶ楽しさを知る
じゃんけん遊びには、手の形で勝ち負けが決まるという簡単なルールがあります。ルールそのものが子どもにもわかりやすく、かつ自分たちで判断できるため、ルールに沿った遊び方を学ぶことができるでしょう。
また、じゃんけん遊びは1人ではできません。友達と一緒に行うことでみんなと遊ぶ楽しさを知り、子どもの成長を促すことにもなります。
2. じゃんけんを教える際のポイント
じゃんけんは、ルールだけを説明してもうまく遊べない子どもがいるかもしれません。3つのポイントを意識して、段階的に教えましょう。
● じゃんけんのリズムを教える
● 手の形を教える
● どの手がどの手に勝つのかを教える
まず、じゃんけんのリズムを教えましょう。じゃんけんは、タイミングを合わせて同時に手を出さなければ成り立ちません。そのため、じゃんけんのリズムを教えて、みんなで同時に手を出すタイミングを合わせます。
次に、手の形を教えましょう。手の形を教える際は、ただグー・チョキ・パーと教えるのではなく、「グーは石」「パーは紙」「チョキはハサミ」など、想像しやすいものでたとえると子どもも覚えやすくなります。
最後に、どの手がどの手に勝つかのルールを教えます。「チョキのハサミではグーの石は切れない」など、先ほどの例を交えながら勝ち負けのルールを教えるとよいでしょう。
3. 少人数でできるじゃんけん遊び
ここでは、2人などの少人数でできるじゃんけん遊びを3つご紹介します。
■あっちむいてぴょん
あっちむいてぴょんは、あっちむいてほいと同じような感覚で遊べるじゃんけん遊びです。
【遊び方】
1. じゃんけんをする
2. 勝った人はあっちむいてほいと同じように上下左右の好きな方向を指さす
3. 負けた人は上下左右にぴょんと跳ぶ(上は真上に跳び、下はしゃがむ)
4. 繰り返し行い、同じ方向に跳んでしまった人の負け
あっちむいてぴょんは、あっちむいてほいと似ていますが、体全体で遊ぶじゃんけん遊びです。大人と平等に楽しめるため、一緒に遊ぶことで信頼関係の構築につながるでしょう。また、体を動かすことで、ストレスの発散にもなります。
■成長じゃんけん
成長じゃんけんは、勝つごとにだんだんと成長していくじゃんけん遊びです。
【遊び方】
1. 全員で体を丸めて小さくなって歩き回る
2. 音楽や合図に合わせて近くの人とじゃんけんをする
3. 勝った人は足を立て膝にして歩けるようになる
4. 負けた人は同じ体勢のまま再度歩き回る
5. 再び音楽や合図に合わせて近くの人とじゃんけんをする
6. 立て膝の状態で勝った人は成長して立ち上がる
7. また音楽や合図に合わせて近くの人とじゃんけんをする
8. 立ち上がった体勢でじゃんけんに勝った人はジャンプして勝ち抜け
じゃんけんで勝つごとに体が成長していく様子を表現する成長じゃんけんは、動物やお花などに変更してみてもよいでしょう。室内で体全体を使ってできるため、子どもも大人も楽しめるじゃんけん遊びです。
■じゃんけんトンネル
じゃんけんトンネルは、じゃんけんで勝った人と負けた人が協力して遊ぶじゃんけん遊びです。
【遊び方】
1. ペアを作って向かい合う
2. じゃんけんをする
3. 勝った人は自分の体を使ってトンネルを作る(足を大きく開いたり、両手両足を地面につけて大きな輪を作ったりなど)
4. 負けた人は勝った人が作ったトンネルをくぐり、くぐれたら成功
トンネルの作り方は、ルール説明の際に作り方のお手本を見せてあげるとよいでしょう。
4. 大人数でできるじゃんけん遊び
ここでは、大人数でできるじゃんけん遊びを3つご紹介します。
■じゃんけん列車
じゃんけん列車は、負けた人が後ろにつながることで列車のように長くなっていくじゃんけん遊びです。
【遊び方】
1. 音楽に合わせて室内を歩き回る
2. 音楽が止まったら一番近くの人とじゃんけんをする
3. 負けた人は勝った人の後ろに回って肩をもってつながり列車を作る
4. 再度音楽に合わせて室内を歩き回る
5. 音楽が止まったら一番近くにいる列車の先頭の子同士でじゃんけんをする
6. じゃんけんに負けた人は勝った人の最後尾につながる
7. 最後の1人になるまで繰り返し行う
じゃんけん列車は、じゃんけんで負けた子も列車として最後まで遊べます。押したり引っ張ったりしてケガをしないよう、事前に説明しておきましょう。
■チームじゃんけん
チームじゃんけんは、一人ひとりが一本の指の役割をもって、協力して行うじゃんけん遊びです。
【遊び方】
1. 5人組を作る
2. 右から親指・人差し指・中指・薬指・小指の順番で並ぶ
3. 事前に出す手を話し合いで決める
4. かけ声に合わせて体を使って手を表現する
a. グー:全員でしゃがむ
b. チョキ:人差し指と中指の人が立ち、それ以外の人はしゃがむ
c. パー:全員で立つ
チームじゃんけんは、1人対複数チームやチーム対抗戦など、人数に合わせて遊び方を変えられます。一人ひとりに役割があるため、ルールを学ぶ遊びにぴったりです。
■あいさつじゃんけん
あいさつじゃんけんは、あいさつを楽しく学びながら遊べるじゃんけん遊びです。
【遊び方】
1. 制限時間を決める
2. 自由に歩き回り、じゃんけんをする相手を探す
3. 相手を見つけたらお互いにあいさつ、自己紹介をしてじゃんけんをする
4. 勝った回数を覚えておき、相手と分かれて再度相手を探す
5. 制限時間まで繰り返す
6. たくさん勝った人の勝ち
あいさつじゃんけんは、初めて会った子ども同士でも楽しく遊べるじゃんけん遊びです。あいさつを学べるだけでなく、自己紹介の役割も果たします。
5. 道具を使ったじゃんけん遊び
ここでは、道具を使ったじゃんけん遊びを3つご紹介します。
■新聞じゃんけん
新聞じゃんけんは、どちらがより新聞の上に乗っていられるかを競うじゃんけん遊びです。
【遊び方】
1. 2人組になり、新聞紙の上に乗る
2. じゃんけんをして負けた人は新聞紙を半分に折る
3. じゃんけんを繰り返して、新聞紙が小さくなり乗れなくなった人の負け
3人など人数を増やす、勝ったら新聞紙を戻せるなどのルールを追加しても面白いでしょう。バランスを崩すなど転倒しないように注意してください。
■どんじゃんけん
どんじゃんけんは、どちらが先に相手陣地にたどり着けるかを競うじゃんけん遊びです。
【遊び方】
1. ラインカーなどで10m程度の線を引く
2. 2チーム作り、それぞれラインの両端に1列で並ぶ
3. 合図に合わせてお互いにライン上を走り、合流したところで「どん」とタッチして、じゃんけんをする
4. じゃんけんに負けた人はライン外にでて道を譲り、自陣の最後尾に戻る
5. 勝った人はそのままライン上を走る
6. じゃんけんに負けたほうの陣地から次の人が走り出す
7. 繰り返し行い、先に相手陣地にたどり着いたチームの勝ち
ラインを平均台や地面に埋め込まれたタイヤにしたり、ラインではなく複数の遊具を使ったりすることで、さらに楽しく遊べます。
■王様じゃんけん
王様じゃんけんは、誰が王様になるかを競うじゃんけん遊びです。下記の手順で遊びます。
1. 王様を1人決める
2. 王様は椅子に座り、それ以外の人は王様の前に1列で並ぶ
3. 始めの合図で列の先頭の人から王様とじゃんけんをする
4. 王様とのじゃんけんに勝つと、勝った人は王様になり、王様だった人は列の最後尾に並ぶ
5. 終わりの合図があった時点で王様だった人の勝ち
王様の椅子を豪華にしたり王冠を準備したりすると、王様気分を味わえてさらに楽しくなります。終わりの合図は、事前に時間を決めておくほか、全員が王様になったのを確認して終わりの合図を出すとみんなが楽しめるでしょう。
6. まとめ
ひとえにじゃんけんといっても、その遊び方はたくさんあります。年齢や人数、環境に合わせて、みんなが楽しめるじゃんけん遊びを行いましょう。
なかには、転倒してケガをしてしまう可能性があるじゃんけん遊びもあります。そのため、事前にきちんとルールを決めて、子どもたちにわかるように説明してあげましょう。
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