水遊びにおすすめの手作りおもちゃってなに?年齢別に詳しく解説!
水遊びは夏場だからこそできる、子どもたちに人気の遊びです。保育園で水遊びを導入する際、おもちゃを手作りすることもあるでしょう。
本記事では、水遊びにおすすめの手作りおもちゃを紹介します。作り方のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
1. 保育で水遊びをする狙い
水遊びをすることで、水の感触を味わい、親しみをもつことが狙いとされています。ただし、なかには水遊びが苦手な子もいるため、状況を考慮したうえで指導案を作りましょう。
無料会員登録はこちら2. 水遊びの手作りおもちゃに使える定番アイテム
ここでは、水遊び用の手作りおもちゃに使えるアイテムを紹介します。
■ペットボトル
ペッボトルは加工しやすいため、水遊びに最適です。そのまま使うほか、穴を開けたりカットしたりすると、遊びの幅が広がります。キャップも保管しておきましょう。
■牛乳パック
牛乳パックは、ペットボトルよりも加工しやすいでしょう。工夫次第でさまざまなおもちゃが作れます。
■食品の空き容器
マヨネーズやケチャップといった食品の空き容器は、水鉄砲として遊べます。また、プリンなどのプラスチックカップ、食品トレイなどもおもちゃ作りに便利です。
■スポンジ
スポンジも、アレンジ方法によっては水遊び用のおもちゃに使えます。水を含ませたり絞ったりするだけでも楽しく、赤ちゃんでも持ちやすい点も魅力です。
無料会員登録はこちら3. 【年齢別】水遊びの手作りおもちゃ6選
ここからは、水遊びにおすすめの手作りおもちゃを年齢別に紹介します。
■【0~1歳向け】プラスチックコップで作るシャワー
【用意するもの】
- プラスチックカップ
- ビニール紐
- マスキングテープまたはビニールテープ
- 油性ペン
- キリ
【作り方】
- プラスチックカップの底にキリで穴を開ける
- 油性ペンで好きな絵を描く
- 容器の両端に持ち手となるビニール紐を付ける
【ポイント】
- 月齢の低い子どもには、軽くてやわらかい素材を使いましょう。
- 水の出方が変わるものをいくつか作り、違いを比べるのもおすすめです。
■【0~1歳向け】牛乳パックのぷかぷかラッコ
【用意するもの】
- 牛乳パック
- ペットボトルのキャップ2つ
- セロハンテープ
- ハサミ
- 油性ペン
【作り方】
- 牛乳パックを半分に切る
- 牛乳パックの底部分を2~3cmほど残るように切る
- 切った四方を外に開く
- 油性ペンで開いた部分に顔と手足を描く
- 線に沿って要らない部分を切り取る
- 牛乳パックの内側の底とラッコの手にペットボトルキャップを貼り付ける
【ポイント】
- キャップを合わせると、ラッコがカチカチと貝を叩いているように見えます。
- 音に興味をもちやすい子どもに最適です。
■【2~3歳向け】牛乳パックの金魚すくい
【用意するもの】
<ポイ>
- 牛乳パック
- 水切りネット
- ステープラー
- ビニールテープ
- ハサミ
<金魚>
- カラーセロハン2枚
- カラータイ
- 油性ペン
【作り方】
<ポイ>
- 牛乳パックを開いて長方形に切り、輪を作ったら端をステープラーでとめる
- 輪にビニールテープを巻き、水切りネットに入れて口を結ぶ
- 牛乳パックで長方形をもう1本作り、半分に折って輪に取り付けて持ち手にする
<金魚>
- カラーセロハンを丸め、もう1枚で包む
- カラータイで留め、余った部分は切る
- 油性ペンで顔を描く
【ポイント】
- ステープラーの針はビニールテープで隠しましょう。
- 子どもたちに好きな顔を描いてもらうと、より楽しんで参加してもらえます。
■【2~3歳向け】空き容器で作る簡単水鉄砲
【用意するもの】
- マヨネーズなどの空き容器
- シール
- キリ
【作り方】
- 空き容器の上蓋にキリで穴を開ける
- シールなどで飾り付けをする
【ポイント】
- 蓋に穴を開けるだけで簡単に作れますが、子どもたちと作る際は、あらかじめ穴を開けておきましょう。
- 的を作って遊ぶのもおすすめです。
■【4~5歳向け】牛乳パックで作る魚釣りセット
【用意するもの】
- 牛乳パック
- モール
- タコ糸
- 割り箸
- ハサミ
【作り方】
- 牛乳パックを細かく切り出す
- 両端から2cmの位置に、反対向きで切り込みを入れる
- 半分に折り、切り込みを引っかけて魚の形にする
- モールを5cm程度に切り、釣り針の形にする
- 30cm程度に切ったタコ糸をモールに結ぶ
- タコ糸を割り箸に結んで竿にする
【ポイント】
- 材料は、あらかじめ必要な長さに切っておきましょう。
- プラスチックカップがあれば、釣った魚を入れられます。
■【4~5歳向け】ペットボトルで水の竜巻実験
【用意するもの】
- キャップの付いたペットボトル2本
- ビニールテープ
- 瞬間接着剤
- キリ
- 色水
【作り方】
- キャップの表面を瞬間接着剤でつける
- キャップの側面にビニールテープを巻いて固定する
- キャップの中央にキリで穴を開け、0.8mmの大きさまで広げる
- 片方だけ色水を入れたペットボトルのキャップを締める
- もう片方のペットボトルを取り付ける
- ペットボトルを逆さまにして一方向に回し、竜巻を起こす
【ポイント】
- 簡易的な水の性質を利用した実験で、子どもたちの興味を引くことができるため、水遊びの導入におすすめです。
無料会員登録はこちら