おすすめの夏の遊び7選を紹介!保育で行う際の注意点も解説
夏は夏ならではの遊びで、子どもたちと一緒に季節を感じたいものです。この記事では、夏の遊びにおすすめのアイデアを紹介します。注意点も併せてご覧ください。
1. 保育で夏の遊びを行う際のポイント
気温が高くなる夏は、水や氷を使った遊びを取り入れる機会が増えますが、元気いっぱいの子どもたちは、いつものように園庭を走り回りたいと思うかもしれません。しかし、熱中症のリスクを考えて屋外での遊びを減らすことも必要です。
夏ならではの遊びや製作を取り入れて、屋内外を問わず季節を感じながら楽しめるように工夫しましょう。
2. おすすめの夏遊びのアイデア6選!
ここからは、暑い季節におすすめの夏遊びのアイデアを紹介していきます。
■お化け水製作
【用意するもの】
- ビニール袋
- 油性ペン
- 水
【作り方】
- ビニール袋に油性ペンでお化けの顔を描く
- ビニール袋に水を入れて口を縛る
【遊び方】
水の動きに合わせて、形が変わる様子を見たり冷たさや感触を楽しんだりして遊びます。大きなゴミ袋やビニール手袋など、使用するビニールを変えても楽しめるでしょう。
■色水遊び
【用意するもの】
- 朝顔などの花びら
- ビニール袋
- 水
- ペットボトル
【作り方】
- 花びらと水をビニール袋に入れる
- 花を揉んで色を出す
- 袋の端を切って、空のペットボトルの中に色水を入れる
【遊び方】
さまざまな花で色水を作って楽しみましょう。うまくできない場合は保育士がアドバイスし、子どもたちの自主性を見守りながら遊ぶのが大切です。
■金魚すくい
【用意するもの】
- 食品トレー
- カラーセロハン(2枚)
- カラータイ
- ビニールテープ
- キリ
- ハサミ
- カッターナイフ
【作り方】
<金魚>
- 丸めたセロハンをもう1枚のセロハンで包む
- カラータイで結ぶ
- 2の丸い部分に金魚の目を描く
<ポイ>
- 食品トレーにポイの絵を描いて線に沿って切り取る
- 持ち手の部分にビニールテープを巻く
- 水が抜けるようにキリで穴を開けておく
【遊び方】
水を入れた容器に金魚を入れ、金魚すくいのような遊びができます。金魚作りは、子どもたちと一緒に製作するのがおすすめです。
■夏野菜スタンプ
【用意するもの】
- 夏野菜(オクラ、きゅうり、ゴーヤなど)
- 絵の具
- キッチンペーパー
- 新聞紙
- ビニールシート
- 紙皿
- 画用紙
【作り方】
- 模様が出るように夏野菜を切る
- 絵の具を紙皿に出す
- 水で濡らしたキッチンペーパーを絵の具の上に置いてスタンプ台を作る
- 野菜の断面に絵の具をつけて画用紙に押す
【遊び方】
夏野菜を使ったスタンプで、好きな作品を作りましょう。
同じ野菜でも切り方によって異なる模様になるので、できあがりを想像しながら作業すると楽しめます。
■水鉄砲製作
【用意するもの】
- ペットボトル
- ストロー
- ビニールテープ
- キリ
- 水
【作り方】
- ペットボトルの蓋にキリで穴を開ける
- 穴を開けた蓋をペットボトルにつけ、穴からストローを刺す
- ペットボトルにビニールテープを貼って模様をつける
【遊び方】
ペットボトルを手で押すと、ストローから水が飛び出します。
並べたおもちゃに向かって水をかけたり、遠くまで飛ばしたりして遊びましょう。
■ふわふわかき氷製作
【用意するもの】
- カップ容器
- 綿
- 絵の具
- 使い捨てのスプーン
- ティッシュペーパー
- 水
【作り方】
- カップ容器の中に綿を入れる
- 綿の上にちぎったティッシュを乗せる
- 絵の具を水で溶く
- スプーンで3をかける
- スプーンを添える
【遊び方】
さまざまな色のかき氷を作れば、お祭りごっこやお店屋さんごっこができます。
子どもたちが誤って口をつけないように声をかけしながら、夏らしい遊びを楽しみましょう。
3. 保育で夏の遊びをする際の注意点
夏の遊びをする際に気を付けたい注意点を、4つ紹介します。
■熱中症の予防をする
子どもは体温の調整がうまくできません。体に熱がこもると熱中症になってしまうため、予防が必要です。
- こまめに水分を補給する
- 室内の温度に注意しながら定期的に換気をする
- 屋外では帽子をかぶる
- 通気性のよい服装を選ぶ
- 具合が悪そうであればすぐに休ませる
夏は、屋外でも室内でも熱中症に気を付けましょう。
■脱水症に気を付ける
子どもは大人よりも汗をかきやすく、室内で遊んでいるだけで汗だくになることも珍しくありません。
- 唇が乾燥している
- 顔色が悪い
- 手足が冷たい
- ぐったりしている
上記のような異変には十分注意しましょう。
■日焼け・やけどの対策を行う
夏の遊びでは、日焼け・やけどの対策も欠かせません。子どもの皮膚は大人よりも薄く日差しの影響を受けやすいため、注意が必要です。
- マンホールやコンクリートの上を裸足で歩かない
- 日焼け止めを塗る
- 長時間の外遊びはしない
- 帽子やラッシュガードを着用する
- 外遊びをする時間帯に気を付ける
長い時間外遊びをする場合は、保護者にも協力してもらいましょう。
■誤飲・誤食に注意する
夏の製作では、小さなパーツも使います。目を離したときに誤飲・誤食しないように、十分気を付けましょう。
また、野菜や小麦粉ねんど、小麦粉スライムなど食品を使った遊びの場合でも安心とは言い切れません。使い終わった食材や道具は、子どもたちの手が届かない所へ片付けて、使用場所はしっかりと掃除をしてください。
4. まとめ
子どもたちは、季節を感じる遊びからさまざまなことを学びます。暑い時期にしかできない遊びや製作を積極的に取り入れて、夏を思いっきり楽しみましょう。