年少クラスの七夕の製作にはどんなものがある?製作の狙いについても紹介!
数ある季節の行事の中でも、七夕は子どもたちと一緒に製作を楽しめる代表的な行事です。七夕製作の狙いを踏まえて、子どもの年齢に合った製作を提案しましょう。
この記事では、年少クラスにおすすめの七夕製作をご紹介します。
成長段階に応じた道具を使ってできる製作のため、無理なく製作に取り組めます。年少クラスを担当されている方や、七夕製作について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
1. 年少クラスの七夕製作の狙い
年少クラスの七夕製作の狙いは、七夕という行事に親しみをもち、興味をもって製作に取り組むことです。
年少クラスの年齢になると、七夕の由来やお話についても少しずつ聞けるようになり、理解し始めます。七夕について知るよい機会になるよう努めましょう。
七夕は織姫や彦星、天の川など特徴的なモチーフが多く、製作に向いている行事です。
また、年少児は指先の使い方も上手になってくる時期でもあります。積極的に指先を使った製作ができるように、工夫をしてみましょう。
2. 年少クラス向けの七夕製作
年少クラス向けの七夕製作アイデアについて、用意するもの、製作の手順、ポイントの観点から紹介いたします。
■折り紙で作るスイカや笹の葉
七夕飾りの中でもよく見る折り紙を使って、スイカや笹の葉を作ります。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、スイカや笹の葉は子どもたちにとっても身近な題材なので、楽しんで作業できるでしょう。
笹飾りとしてだけではなく、壁面構成にも使用できます。
用意するもの
● 折り紙
● クレヨンやペン
● のり
ポイント
● 必要に応じて声かけや補助が必要ですが、一度覚えてしまえばすぐ折れるようになるでしょう。
製作方法
1. 赤い折り紙の白い面を上にして置き、三角に2回折って折り線がついたら開きます。
2. 角を中心に合わせて折りすじをつけます。
3. さらに角を折りすじに合わせて折ります。
4. 残り3か所も同様に折ります。
5. 緑色の折り紙の白い面を上にして置き、三角を2回に折って折りすじをつけ、裏返します。
6. 赤い折り紙と緑の折り紙の縦横の折りすじをぴったり重ね、のり付けします。
7. 角に合わせるように2枚の折り紙の境目の真ん中のみ折りすじをつけます。
8. 白い面に裏返し、角を折りすじに合わせて折ります
9. 角それぞれの4か所の端をすじに合わせて折ります。
10. 角と角を合わせるように4か所の白の部分を折ります。
11. 裏返し、緑の幅が太い方を下にして半分に折ります。
12. 種をペンで描いたらスイカの完成です。
【笹の葉】
1. 通常の折り紙の1/4のサイズで製作します。
2. 三角になるように半分に折ります。
3. さらに三角を三等分し、三角が30度ずつになるように折ります。
4. 上の方に出てきた三角を斜め下まで折ります。
5. 反対側も同様に斜め下に折ります。
6. 両端を三角に折り、裏返して完成です
■ちぎり絵の彦星と織姫
折り紙や千代紙を小さくちぎって、織姫と彦星の着物に貼り付けていく作業は、年少クラスの子どもにとって指先を鍛えるのにピッタリの製作です。
用意するもの
● 色画用紙
● クレヨン
● 折り紙や千代紙
● のり
● はさみ
ポイント
● 顔や体のパーツを切り取る作業が難しそうな場合は、あらかじめ切り取ったものを準備しておくとスムーズに製作ができるでしょう。
● 複数の色の折り紙や千代紙を使ったほうが鮮やかな作品に仕上がります。
製作手順
1. 織姫と彦星の顔パーツに目や鼻や口などを書いて顔を完成させます。
2. 折り紙や千代紙をちぎって、体の土台にのりで貼り付けます。
3. できあがった体のパーツに、顔パーツを貼り付けて完成です。
■紙皿のきらきら星
動きのある製作は、子どもの心をつかみます。使う材料や工程はやや多いですが、年少クラスなら取り組める内容なのでおすすめ。
星の代わりに織姫や彦星の顔をつけても可愛く仕上がります。
用意するもの
● 紙皿(あらかじめ中をくりぬいておく)
● モール
● メッキテープ
● 星形に切った画用紙
● クレヨンやペン
● リボン
● パンチ
● はさみ
● セロハンテープ
ポイント
● 紙皿や星はあらかじめ切っておき、紙皿の吊り下げる部分にはパンチで穴を開けておきます。
製作方法
1. 星形の画用紙に顔を描きます。
2. 星形の画用紙の裏にセロハンテープでモールの先端を貼り付けます。
3. 紙皿に色を塗ったり、自由に絵を描いたりします。
4. 星がぶら下がるように、モールを紙皿の内側に貼り付けます。
5. メッキテープを紙皿の下側に貼り付けます。
6. パンチの穴にリボンを通して結べば完成です。
■ひし形つなぎ・輪つなぎ
ひし形つなぎや輪つなぎは、だんだん長くなることを楽しみながら、子どもたちが達成感を味わえる製作です。
簡単なだけでなく、カラフルで見た目も華やかな製作物なので、積極的に取り組みましょう。
用意するもの
● 折り紙
● のり
● (はさみ)
ポイント
● はさみで切る作業を入れる場合は、四角の折り紙を半分に切ると、三角つなぎも作れます。
● のりをつける場所(四角の角、細長い紙の端)をしっかり伝えておくと、子どもたちもスムーズに製作ができます。
製作手順
【ひし形つなぎ】
1. 四角の折り紙の角にのりをつけ、次の折り紙の角を重ねるようにして貼ります。
2. 同じようにつなげていきましょう。
【輪つなぎ】
1. 細長く切った折り紙の端にのりをつけ、輪っかを作ります。
2. 輪っかに次の折り紙を通し、同じ要領で輪っかを作っていきます。
3. 繰り返し輪っかをつなげましょう。
■はじき絵の天の川
夜空に輝く天の川を表現するのにおすすめなのが、はじき絵です。
年少クラスの子どもでも簡単にできるうえ、魔法のような技法に子どもたちも魅了されます。
用意するもの
● 白い画用紙
● クレヨン
● 絵具
※織姫や彦星のパーツなどを貼り付ける場合
● 画用紙、折り紙など
● はさみ
● のり
ポイント
● 白の画用紙に天の川や星を書くときは、なるべく白や黄色などの目立ちにくい色のクレヨンを使うと、絵具を塗ったときに天の川が浮き出る様子がよくわかります。
製作手順
1. 白の画用紙に白や黄色のクレヨンで天の川や星を描きます。
2. 薄めた絵具を上から塗ります。
3. 絵具が乾いたら、色画用紙などで裏打ちし、飾りを貼り付けて完成です。
(織姫や彦星のパーツなどを貼り付けるとより七夕感が増します。)
■ビニールテープの流れ星の短冊
短冊をお星さまの形にして、流れ星のように飾ることができます。
手触りの面白い材料を使うため、子どもたちにとってよい刺激になるでしょう。ビニールテープが風に揺られ涼しげ、夏にぴったりです。
用意するもの
● 星形に切った画用紙
● ビニールテープ(メッキテープなど)
● クレヨンやペン
● のり(テープ)
● こより
ポイント
● 流れ星風にするには横向きに、短冊風にするには縦向きにビニールテープを貼りましょう。
● ビニールテープは、のりで貼った後テープで補強すると外れにくくなります。
● 星の部分には願いごとを書いたり、星の顔にしたりするのもおすすめです。
● ビニールテープは細かく割いてもよいでしょう。
● メッキテープのような光沢のあるテープを使っても華やかです。
製作手順
1. 星形の画用紙に顔や願いごとを書きます。
2. 横向きか縦向きかが決まったら、星形の画用紙にビニールテープを貼りましょう。
3. 星の上になる部分にこよりをつけて完成です。
3. まとめ
年少クラスの製作には、簡単かつ達成感や発見のある内容を組み込むのがおすすめです。折る・ちぎる・貼る・つなげる・書くといった作業を取り入れた製作を準備してあげることで、年少クラスならではのすてきな作品になるでしょう。
また、七夕というテーマに沿った製作をすることで、七夕行事にも興味が湧き、子どもたち自身が七夕を身近なものとして捉えることができます。
夏の行事として心に残る、思いの詰まった製作になるよう準備してあげたいですね。
あなたにぴったりのお仕事がきっと見つかります!
「保育の求人あるある」はミサワホームグループのセントスタッフ株式会社が運営する保育業界に特化した転職・就職・復職のための求人サイトです。
●雇用形態から保育の求人を探す
正社員の求人はこちら
パートの求人はこちら
契約社員の求人はこちら
●職種から保育の求人を探す
保育士
幼稚園教諭
児童発達支援管理責任者
児童指導員
管理栄養士/栄養士
保育補助
事務職
調理師/調理スタッフ
管理職/管理職候補
その他
●人気のエリアから保育の求人を探す
北海道
宮城県
埼玉県
東京都
千葉県
神奈川県
愛知県
大阪府
京都府
兵庫県
広島県
福岡県
●人気の検索条件から保育の仕事を探す
土日休み
年間休日120日以上
駅近(5分以内)
小規模